丸いクッションカヴァーをつくる

丸いクッションにカヴァーをつけようと思う。

a0161826_4323580.jpgクッションと言っても、座布団のように平らなものである。
直径40センチである。














先週末、テーブルとストゥール4つのセットを処分した。
正確に言えば、寄付した。

パリでいつも悩むのは、不要になった大きい家具をどう処分したらよいか、ということである。
古道具屋に持って行きたくても、重くて持って行けない。
環境に配慮して、さらにパリでは駐車が面倒だということもあり、車を持たないことにしたのだが、以来、なおさら大きいモノの移動は不可能となってしまった。
米国にはとても便利なCraigslist というコミュニティ情報交換のサイトが各都市にあり、そこに「売ります」という広告を載せれば何でもあっという間に売れてしまう。そのパリ版もあるのだが、詐欺が多いようで、あまり利用者が多くないようである。

ところが、ありがたいことに、最近はフランスでもCraigslist と似たようなネットのシステムで、しかし「売ります」ではなくて「あげます」に特化したサイトがいくつか始まったのである。
環境保護についての関心が高まるなか、「捨てる」のではなく「再利用する」という概念が流行しているのですね。

例えばdonnons.org や ConsoGlobe がそれ。

前者のdonnons.orgに広告を出したら、すぐに30近くメールが来て、そのうちの一人を選んで返事を出したところ、2時間後には家族総出でとりにきた。
アパートがあっという間にすっきり。

前置きが長くなったが、このクッションはもともと、このテーブルセットのストゥールについてきたもの。ストゥールは4つあるのに、何故かクッションは2つしかついていなかった。
シンプルなクッションで、座布団のように床に置いて座るのに便利であろう、ということで、このクッションはあげないで、とっておいたのである。

そのまま床に置いてみると、なんだか貧相である。
そこで、カヴァーを編んでつけてみようと思い立ったわけである。

さて、問題は丸いというところ。
かぎ針で、中心から外に向けて編んでいくしかないであろう。
丸いモチーフを大きくしてつくるという戦略で行くことにする。

a0161826_4343669.jpg糸は、沢山使うであろうと見込んで、先月東京にいたときに、オカダヤで、10玉一袋1050円で買ったコットンリップルを基調にすることにする。
綿100%で、一玉25グラム、56メートル と小さいが、10玉あるので間に合うであろう。












a0161826_4351350.jpgさらに、居間の色調に合わせて、こげ茶の糸も一緒に使おうと考える。
以前 パリのアウトレット編み糸店 Cat' Laine で買ったドイツのメーカー Online の Linie 163 Bingo のこげ茶を使おうと思う。













a0161826_436452.jpgひたすら何段も編んでいける丸いモチーフはないかと、手持ちの本をめくっていろいろと探す。
いくつか試し編みをしてみて、最終的には、ピエロのサイトに出ていたこのドイリーの編み図を参考にすることにする。

鎖目6目を輪にしてはじめ、細編み一段、長編み4目の玉編み一段と繰り返していく。
細編みをこげ茶の糸で、玉編みをコットンリップルで編んで行った。








a0161826_4364662.jpg外周りの段は時間がかかって、面倒である。一段でコットリップル一玉使ってしまうほどである。
我慢してする。
これが片面できたところ。

これを二枚つくって、はぐ。
はぎは、こげ茶の糸で、細編みと鎖編みではいだ。
最終的には、コットンリップルは8玉、こげ茶のLinie Bingo は二玉使った。






なんだか、チョコレートの入ったモカクリームのケーキみたいになった。
おいしそう。
部屋も少し素敵になった。
コットンリップルが足りないので、もう一つのクッションは別の糸でカヴァーをつくることになるが、いつになるやら。それまで残りのクッションはクローゼットでお休みして頂く。
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by iknit | 2010-04-19 04:46 | 雑貨