今度は成功!ブルーの紙糸で編んだ帽子、細編みと長編み

スペインのメーカーKatia から出ているブルーの紙糸を使った、オリジナルデザインの素敵なバッグを編んだあと、その前に同じ糸で編んだ帽子が粗雑なできに見える。

この帽子とバッグをプレゼントしようと思っていたコペンハーゲンに住む旧い友人は、結局今週末はパリに来られず、来週来ることになった。
まだ時間があるということで、帽子をほどいて、バッグとおそろいで、細編みと長編みを交互にしたデザインで編み直すことにする。
折角の手編みのプレゼントなので、使ってもらえるような素敵なものを贈りたいという思い。

紙の糸はうまくほどけるのかと心配であったが、難なくほどけた。

トップはまず、バッグと同様に細編みではじめる。

「わ」のつくり目から立ち上がりの鎖目を一目し、「わ」の周りに細編みを8目する。
「わ」を引き締め、立ち上がりの鎖目に引き抜き編みをして「わ」をつなげ、一段目完了。

そのあとは、細編みで毎段増し目をしながら編んでいく。

一度使ってほどいたあとのKatia Paper は、新品の時よりもはるかに編み易くなっている。
ごわごわ、ぎしぎし、とした感触が無くなって、柔らかくなっている。
くしゃくしゃにすると柔らかくなるとは、まさに紙であるということであろう。
製造元は、この糸を改良する場合、生産過程の最後に、くしゃくしゃにするという工程をつけ加えるといいのではないかと思う。

12段編んだところで、周囲が52センチになったので、増し目をやめる。
増し目なしで2段編む。

a0161826_19185762.jpg次に長編みにうつる。
バッグのデザインと同様に、長編みを二段。

糸をドイツのメーカーOnline の Linie 163 Bingo のグレーがかったブルーの綿100%糸に変える。
この糸で、細編みを二段。

またKatia Paper にもどって、長編みを二段。
綿糸で細編みを二段。
紙糸で長編みを一段。
綿糸で細編みを二段。

かぶってみると耳にかかるちょうどよい深さになったので、ここで帽子の頭部は終わりにする。
周囲は56センチになった。

a0161826_191935100.jpgブリムに入る。
紙糸で細編みをしながら増し目をしていく。
ブリム一段目は6目に一回、二段目は7目に一回、三段目は8目に一回増し目をする。
4段目からは増し目なし。前回はブリムがひらひらしすぎてしまったので、そうならないようにするのが目的。

5段目からはまた長編みを二段する。増し目なし。

最後に綿糸に変えて、細編みを一周、引き抜き編みを一周して縁をつける。

できた。
前回のものよりもはるかに素敵。
既成の編み図に頼らず、それぞれの糸の性質に合わせて、自分の感性でデザインすることが成功の秘訣、というのが今回の経験より学んだことである。
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by iknit | 2010-04-26 19:22 | 帽子