花の連なったベルトを編む

今回はベルトを編む。
と言っても、単に花が連なった長いブレード。

私は個人的にはどいういう訳かベルトには興味がなく、全く着けないと言ってもいいくらい。
お腹のまわりが締め付けられるというかんじ自体が好きではなく、そのためにベルトだけでなく、スカートは全く着用しないし、ジーンズも布地が固くて締め付けられる感じが嫌で、全くはかない。
基本的にはストンとしたワンピースが好みで、ズボンは夏ならコットンのチノパンツやリネンのゆったりしたもの、冬ならコーデュロイのパンツばかり。

という訳で、ベルトを編むというのは私の想像力の範囲の外にも入らなかった。

今回編むことにしたのは、イギリス人の友人のしぐさに刺激されて。
彼女の上の女の子が数日前に5歳の誕生日を迎えた。
以前同僚の5歳の娘さんにピンクの帽子、スカーフ、バッグの3点セットをつくったが、この年齢の女の子は皆ピンクが大好きというのは万国共通のようで、この友人の娘さんも現在なんでもピンクがいいらしい。
ということで、以前実験的に編んだピンクのネックレスを献上することにする。
花が連なった紐一つと、単なる中長編みの格子編みの紐を一つ。

「ルーシーがピンクが好きだって聞いたから、以前につくったこんなものはどうかと思って持ってきたんだけど。実験的につくったものだから、アラが多くて申し訳ないんだけど。。。」
とおずおず持っていく。
驚いたことに、母親である友人は飛び上がって大興奮。
「きゃあ、何これ、すごおおい、かわいい! 私が欲しい! これ、頭につけてもいいの?」と叫びながら、自分の身体のあちこちに紐を着けはじめる。 花のネックレスを腰まわりにまわして、「ベルトにしてもいいの? あらまあ、私がするとのびちゃうわね。」と一人で楽しんでいる。

彼女が花のネックレスを腰にまわしているのを見ながら、そうかあ、長くつくれば、腰にまわしてベルトにできるわけね、ふうん、と思いつく。

a0161826_3143991.jpgという訳で、今回は、娘さんの方ではなく、母親である友人の方に、長めの花のブレードを編む。
腰にまいてもよし、ラリエットにしてもよし、頭に巻いてもよし。

友人は最近はいつもベージュ系の装いをしているので、リッチモアシルクリネンのゴールドを使う。
そこに小さい金色系のビーズを適当に入れ、編んでいくだけ。

バランスのために、花びらは4枚にした。
花とも言えるし、四葉のクロバーとも言える。

編み図は簡単なので是非シェアしたいが、面倒なので描かない。
手を使って絵を描くのは、生来大変不器用な私にとっては、大の難業なのである。
絵を描く、デッサンをする、と聞いただけで、ストレスなのである。
誰かしごく簡単に編み図を描くソフトウェアを開発して下さったら、やります。

a0161826_315923.jpgこのブレードベルトを着けているのは、先日ロンドンはイーストエンドのAbsolute Vintageで手に入れた古着。
イギリスではjumpsuit と言われるキュロットスカートのワンピースである。
Jumpsuit は米国やフランス、日本には無いイギリスオリジナルの古着ファッションで、ロンドンのイーストエンドに行くといろいろと見つけることができる。
さらにこのギンガムチェックがレトロで素敵。全くアラがなくて、値段は忘れたが、20ポンド代だった(3000円ほど)。





ポイントは、端につけたガラスの大きいビーズ。
腰に結んだ時に、結んだ残りの部分がしっとりと下に落ちるには、重しが必要。
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