作品の整理をどうすることにしたか

数日前、日本ブログ村というものを発見し、登録してみたのであるが、どうもシステムを把握していず、編み物のカテゴリーからはずされてしまった。。。しかも、元に戻そうとしたら、どいういう訳か毎月3回までしか変更ができず、その3回をなんと今月4日の時点で使い果たしてしまっていたという状況。こういうところにも生来の不器用さが顕れてしまう訳ですね。。。

ブログ村で素晴らしい作品をつくっていらっしゃる方々のブログを拝見し、大変勉強になる。
同時に、アートの世界には「生まれつき」というものがあるということを深く認識させられる。
「才能」というやつですね。
ネット上に日々沢山掲載される日本の皆様のつくるものに比べて、私のつくるものの、なんと冴えないことか。なんてごつごつとして、重たく、単調なことか。。。どうあがいても、修行を重ねても、才能ある方々がつくる軽く繊細で宙に舞うようなものは、生来の不器用者にはつくれないであろう。

ヘタクソは免れないのに、なぜ編むのか、そして、ヘタクソな編み物のブログを続けることに何の意味があるのか、と哲学的な疑問にかられる。

第一の疑問、「なぜ編むのか」に対しては、「そこに糸があるから」という答えしかない。はじめた時には具体的な理由があったのであるが、今となっては、ただ、目の前にやたらと糸があり、それがどんどん増えるのみで、さらに一つ一つに独自の魅力があるとなっては、ただ編み続けるしかない。

第二の疑問については、不器用者には不器用者にしか分からないことがあるであろう、という理屈を思いつく。
例えば、編み物教則本を作っているような器用な方々には、不器用者にとってビーズを糸に通すことがどんなに大変な作業であるか、細編みを丸く編むのがどんなに難しいことであるか、糸を「切り揃える」ということがどんなに不可能な挑戦なのか、想像もつかないであろう。

不器用者には不器用者にしかできない「社会貢献」がある(ハズ)、と、自身に対する落胆と迷いを払いのけ、修行ブログを続けることにする。。。

という訳で、実存的な悩みにかられ、修行が進まない。そこで今日のお題は、以前報告した不器用者の悩みについて、結局どうしたかということ。やたらとできてしまうネックレスとブレスレットをどう整理したらいいか、という悩みである。ヘタクソなので売る訳には行かないし、人にあげるのもためらわれるし。。。

a0161826_632581.jpg思いついたのは、油絵用のキャンヴァスを使うこと。
キャンヴァスというのは、木の枠にコットンの布がはってあるものである。
ここに、画鋲でネックレスをとめる、ということを思いついた。
私は借家に住んでいるので、壁にやたらと穴を開けるのはご法度。米国でもフランスでもそうだが、あとで高額の弁償をさせられることになる。
そこで、壁に穴をあける代わりに、キャンヴァスを絵のように壁にかけて、そこに穴を開けることにした。

キャンヴァスは、布の質によって低価格から高価格まであって、リネンの布がはってあるものは高額。しかし、私は穴を開けることだけが目的なので、全く高価なものは必要がない。








このアイデアを思いついたのは、ある日曜日、15区にあるかなえという日本食品屋さんに鈴豆腐を買いに行った道すがらである。以前も述べたが、私が住んでいる区の隣の15区は、大変生活に便利な区で、手芸店、50メートル市民プールが二つ、夜10時まで開いている総合スーパーMonoprix(枕やシーツ、食器、アイロンや電子レンジ、プリンターのインク、等生活必需品が夜10時まで買える)があるだけでなく、なんと日本食品店まである。さらにこの「かなえ」は日曜日も開いている。

a0161826_642035.jpg「かなえ」の最寄りのVelib(パリ市の共有自転車システム)の駐輪場の目の前には、日曜日にも開いている安売り生活雑貨店がある。シーツや食器、湯沸しやアイロン、引き出しや折りたたみのテーブル、電球や電池、等、日用品のアウトレット物が並んでいる。こういう店はパリ中いたるところにあるのであるが、日曜日に開いているというのは珍しい。
Paris Affaires (パリお買い得品)という名前のお店で、rue Cambronne とrue Mademoiselle の角にある。

先日、偶然この店に入ってみたところ、どういう訳か、画材が揃えてあった。絵の具や筆、パレット、キャンヴァスが並んでいる。日曜日に突然、「絵を描こう」と思い立った方(なんていう人はいないかしら。。。)には大変便利。

この店に並ぶキャンヴァスを見て、ああ、これが使えるではないか、と思いついた訳である。






a0161826_65846.jpg「かなえ」やParis Affaires のすぐ近く、86 rue Cambronne には、なんと日曜日にも開いているdégriffé の服屋さんがある。Dégrifféというのは、ラベルが切られている、ということで、すなわち、アウトレットである。Etam, Promod, Petit Bateau, S’Olivier, Cyrillus等、もともと低価格の大手ヨーロッパカジュアルブランドの品が流れてきている。

日曜日に開いているアウトレットというのは、週日フルタイム勤務をしている私には、大変ありがたい。この日は、Petit Bateauの12歳用のこげ茶色コットン長袖シャツというものが七分袖でちょうどよかったので、4ユーロ(450円)で手に入れた。
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