La Ciotat 夜店のヘンプアクセサリー

La Ciotat は今回初めてであるが、超穴場の大発見。
サン・トロペ、カンヌ、ニースのような世界各国のセレブが集まるコート・ダジュールの老舗高級リゾートのような、素敵なブティックや有名レストランや高額有料ビーチは全くない。隣町の有名なヨットハーバーCassis のように白いリネンのシャツを着たお金持ちのヨットマンや米国人観光客がひしめいている訳でもない。

観光的には見るものは何もなく(強いて言えば、世界で初の有料映画館か。ルミエール兄弟が世界ではじめての映画を撮影したのがLa Ciotatである。とは言っても、この映画館はオンボロで、復旧のための寄付を募っていた。。。)、従って、ホテルの部屋はこの辺りとしては比較的安い。
一晩50ユーロのホテルの部屋さえもある。この季節にこの場所でこの値段は超安値。

何のへんてつもない町であるが、地中海沿岸の村に典型的な趣きと魅力がある。
いくつもの細い石畳の道が、海へ向かって下りていく。
窓からは洗濯物がぶら下がっている。
まるでイタリアの漁村のよう。
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ビーチは町中にあり、しかし水は澄んでいて、魚が沢山泳いでいる。
魚と一緒に泳ぐのが大好きな私にはもってこい。蛸もいた。
これがパリからTGVで3時間半。マルセイユの駅からは車で30分。
プロヴァンスの「本に出ている」村も、世界遺産も、サン・トロペもニースも、もう全部行った、見た、という、特に観光目的がないパリ在住者が、単にちょっと2、3日地中海の太陽と風にあたり、海で魚と一緒に泳ぎたいという時にはもってこいである。
従って、町もビーチも子供連れのフランス人家族で一杯。
月曜日の今日は、ビーチも昨日よりは空いている。
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町のメインの商店街には、全く何も特別なものはない。「プロヴァンス」とも「コート・ダジュール」とも名打ったものはない。しかし、地元の一般買い物客で賑わっている。
そこで素敵なコレクションの古着屋さんを見つける。
フランスのブランドLa Fée Maraboutéeの冬用のツイード上下を35ユーロで手に入れた。
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旧港の周囲では、夏は毎晩午前二時まで夜店が並ぶ。
これがまた、日本の夏祭りの夜店のようなもので、怪しいものばかりが売っている。
子供と酔っ払いのみが買う訳の分からない「お土産品」が並んでいるという風。
ここになんと、ヘンプアクセサリーのアーティストがいた。
ヘンプ糸で、ネックレス、ブレスレット、指輪をつくっている。
イタリアの先っちょSalento 出身ということである。
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どこの国の出身なのかと聞いてくるので、「日本人だ」と言うと、「息子が日本語を学びたいと言っているのよお」と言い、英語が上手ね、と言うので、米国で育った、というと、「昔米国人のボーイフレンドがいたのよお」と言ってくる、まさに夏祭りの夜店っぽい怪しい会話。
自称ハンドメイドアーティストはいつも支持することにしているので、だまされたと思って、指輪を色違いで4つ買う。四つ買うからおまけしてよ、と言ったら、なんと、たった1ユーロだけおまけしてくれた。。。
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by iknit | 2010-08-24 19:20 | お店