ネット状の糸を試す

土曜日に15区の手芸店で手に入れた「変な」糸を試してみる。
開くとネット状になるもの。
スペインのメーカーKatia の糸である。
糸の写真は土曜日の不器用者ブログをご覧下さい。

説明書は棒針編みで示してあって、お店の人も棒針編み(あの、英語で言うところのEnglish Knitting)で編み方を示して下さったので、 久しぶりに棒針を箱からとりだす。
サイズは、お店の人が、5ミリか5.5ミリと言っていたので、5.5ミリ。

a0161826_4581345.jpg説明を見ながら、作り目をする。
作り目というのは、ネットに棒針をだいたい2.5センチ間隔で通すということ。
この通した部分が一目となるらしい。
お店の人が5目か6目、と言っていたので、適当にそれくらいしてみる。









説明書は5ヶ国語で買いてあるのだが、スペイン語ではリボンのことをベルトの女性形で言うということを学びましたね。
米国の中学、高校では外国語はスペイン語を選択していたのだが、ベルトはcintoだった。この説明書によると、リボンはcinta。
フランス語もそうであるが、ラテン系言語というのは、言葉からして根本的に性別役割がはっきりしているとものだ、とあらためてびっくり。。。

そもそも、私が「ネット状になる糸」と呼んでいるもののことを「リボン」ということ自体、なんだか、驚きというか、新鮮というか。
「リボン」の定義について考えたりする。「リボン」と「紐」と「糸」の間の違いは、具体的には何であろうか。

a0161826_458538.jpgこの5,6回通した部分が束になるので、それを一目とみなす。
この束に針を入れ、左手に持っているネット紐(日本風の編み方で左手に持っている、ということです)を適当に、2.5センチほど拾いながら、表目に編んでいく。
試しに集中していたので、ちょっと写真がとれなかった。ごめんなさい。

これが二段目まで編んだところ。
こういうひらひらしたものができる。




しかし、非常に編みにくい。
ネットを成している糸が細いので、これを5.5ミリの針で拾いながら編んでいくというのは、不器用者には容易ではない。

a0161826_562826.jpgこんなに苦労して続けていくと、こういうスカーフになるということ。
写真が悪いということもあるのであろうが、「こんな苦労をしてまで、こんなの欲しくない」という気持ち。
三段目でやめる。











a0161826_4594524.jpgしかし、できあがるフリフリ自体は、趣味の格子が幾重にも広がって、丸めてみると、とても素敵な薔薇のモチーフ。
そこで、これをコサージュにみたてて、ネックレスにしてみる。
すなわち、ネット状の糸を、ネットとしてではなく、紐として、編み目に輪に通す。








ただ通してあるので、紐を引っ張ると輪の大きさの調節ができる。
輪を大きくして頭からかぶり、そのあと紐の端を引っ張って、紐を引き締める。
a0161826_501620.jpg


a0161826_51148.jpgさて、かぎ針編みだとどうなるか。
ただ網を鎖編みで何段か拾っていくと、これも薔薇になる。
これは私にとっては天地がひっくり返るような、驚きの知見。
すなわち、細い糸で格子模様の紐を編んで、それをくるくると編んでいくと、薔薇をつくることができるのです。。。!
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