ピアノが来る

来ましたよ、ピアノ。
フランスでは配達はなんでも、「午前」と「午後」という非常におおざっぱな曖昧な時間帯に分かれている。今回の配達は「午前」の予定で、「午前」というのは朝8時から午後1時の間、いつだか分からない。ずっと待っていなければならないのが苦痛。。。配達のために今日午前中は有給休暇をとりましたよ、はい。。。

また昼すぎまで何時間も家で配達を待つのか、と思っていたところ、午前10時というころ良い時間に、大柄の強そうな男性が三人運んで来た。なかなか礼儀正しい方々であった。寡黙で、文句を言わずただ仕事に励む、という(パリでは珍しい)タイプの方々。チームワークもばっちり。
ピアノを買ったのは、5区はrue Monge とrue des Ecoles の角にあるHammというお店。
がり勉風の度の強いめがねをかけた、誠実で丁寧な対応のお姉さんが店員さんにいます。
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ヤマハのクラビノーバCLP320RW。
Rosewood という呼称の濃いこげ茶色がきれい。

実は、この椅子が高かったのですよ。
安い普通の椅子が切れていて、次に安い椅子はアグリー、その次に安い椅子は高さの調整がきかず、結局その次に安い、というか、一番高い椅子を買うことになる。
家具はいつもIKEA 、良いものは古道具の私には、ベッド以外では初のまともな新品家具の購入。
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音はホントのピアノと比べるとキンキンしているのがちょっと。でも、タッチは悪くない。
何より、パリの狭い集合住宅住まいの身としては、ヘッドホンで弾ける、というのと、アップライトピアノの高さの圧迫感が無い、というのが、何にも代えがたい長所。

まず、指の練習のためにハノンをやってみるが、ハノンの一番、二番さえまともにできないので、愕然とする。
次に、指の練習の続きで、モーツアルトのソナタ16番をやってみる。
これがもう、小学生の、それも下手な小学生のモーツアルトになってしまう。
ひえええええ。
20年のブランクとはこういうことなのですね。
指が動かないだけでなく、鍵盤をeven に押せない。

盛り上がっていろいろと大昔好きだった曲の楽譜を買っておいたのであるが、とてもとても、しばらくは無理。
先生に見てもらえる状態でさえない。。。

練習あるのみ、ということです。。。。
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