パリ左岸のピアノ工房、それとハイデルブルグの紐

今週末はドイツはハイデルブルグに住む甥に会いに行く。
以前甥に編んだ玉編み模様帽子がきついことが発覚。
具体的には、鎖編みの段が、硬い線状に編みあがるので、そこが頭にひっかかる。
やり直しですよ。。。こんなことをしているうちに春になってしまう。実際、今週末のハイデルブルグは春の気候で、花粉症がすごかった。。。パリも今週末はお天気が良かったよう。
とは言え、ぽぽちゃんものはまあうまくフィットしたし、さらに我が弟のパスタ料理三種食べたので、麺類好きの私のとしてはこの上ない週末であったと言えよう。
「しろくまちゃんのほっとけーき」を数知れず、何度も読まされてへきえきしたが、しろくまちゃんがボールの中身をかきまぜるところで一緒にかきまぜる動作をする甥がかわいいので、許す。

ハイデルブルグへの行き帰りには、行きはぐうぐう寝ていたが、帰りは、帽子の毛糸をほどいたあと、少し本を読んでみる。

a0161826_428211.jpgThe Piano Shop on the Left Bank (邦題「パリ左岸のピアノ工房」新潮社)という、パリ在住の米国人Thad Carhart のエッセイ。
子供の学校の送り迎えの道すがら、ピアノ修理屋さんを目にする。
現在ピアノを持っていないとはいえ、幼い頃習ったピアノをまたやりたいと思っている著者は、中古ピアノを探すべく、店に入ってみる。
というところから話ははじまる。
でも、2章読んだ現在、この人、まだピアノ買ってない。
第3章でやっとピアノが来るらしい。この間、何ヶ月もたっていて、季節もとうに変わっている。
この人、ホントにピアノやる気あるのかね。
ピアノはないと弾けないのですよ。
と、やろうと思ったら即、Clavinovaでいい!とすぐ買った私は、思う。

まあいいや、ニューヨークタイムズベストセラーらしいし。
実際、この本の面白いところは、普通のフランス人の普通の日常を普通の言葉で、てらいなく、しかも丁寧に描写しているところ。
「またかよ」と私なぞは思う「愛らしい」「おちゃめな」「憎めない」パリのフランス人の様子が、善悪の解釈なく、そのまま描かれている。
ピアノと全く関係なく、パリ生活文化紹介本として、おすすめ。

しかし、ベストセラーですよ、これだけで。
やはり「パリ左岸」と銘打っているところが効いているのかな。いかにもアメリカ人がおおっと手にとりそうな題名。セーヌ川のこちら側はずっと左岸なのに。。。全く冴えない漂白剤の代名詞のジャヴェル駅だって「左岸」ですよ。

私も「パリ左岸」に住んでいる身、「パリ左岸」を銘打ってピアノ練習のエッセイでも書いてニューヨークタイムズベストセラー目指すか!と思ったが、よく考えてみると、クラヴィノーヴァをセールで買ってしまうようでは、書く話がない。。。そもそもが、ベストセラー作家になる器ではない、ということですね。

でも、こういう旦那さん、いたらいいですよね。
家にいて家事を全部してくれて、時々ベストセラー書いてくれて、印税がっぽり、みたいな。
そういうお方がいらしたら、パリ編み編み会に是非いらして下さい。2月19日(土)に集まります。詳細はこのブログのコメント欄にメールアドレスご連絡下されば、お伝えします。
お料理がお好きな方、特に大歓迎。私がどんどん食べますので、ご心配なくどんどん作ってください。友人たちには「掃除機」と呼ばれています。残り物を全部ぐうううううっときれいに食べつくすので。

さて、ハイデルブルグでは、なんと、セールにもかかわらず、毛糸を買わなかった!
毛糸を買わなかった、というのは、達成感がある。自分を超ほめている。
でも、四つ編みを覚えたとあって、紐を買う。
アート材料店、Deine Idee で買った、スエード調の糸5色。
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a0161826_4321794.jpgこのお店は様々な素材のものが売っていて、大変面白い。
紐のほかに、穴がとても大きい木のビーズを手に入れた。ネックレスの後ろの留めるところに便利。
一つ0.80ユーロ。
パリにもこういう一般的アート材料店があるのかなあ、探してみようかなあ。
ご存知の方はお知らせください。
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