多色多種糸づかいの術で、ヒッピーシックなヘッドバンド
本当にお休みで、持ち帰り仕事もなし。ほっとするなあ。
で、やっと母の帽子をはじめることにする。
母は花模様が好きなのであるが、立体花の四角モチーフ帽子は、あまりにひらひら、かわいすぎなので、平面の花モチーフにしようと、まず考える。
不器用なので、編み技術だけでは到底対応できない身、いろいろと術を使わないといけない。
立体花ではなくても、平面花でもなんとか立体の術は使えるか、いろいろと試してみるが、うまくいかない。
次に同色異素材の術に出てみるが、これもどうも納得がいかない。
で、新しい術を試してみることに。
その名も、多色多種糸づかいの術。
多色と言っても、三色。今まで、同系色の多色は使ってきたが、全く違う色を三色使ったことはない。
初の試み。
多色づかい、しかも異なる種類の糸を使うことで、何か面白い動きがでるか、やってみようではないか。
で、色々試したあげく、こういう、三色づかいの平面花モチーフにすることにする。
赤、紺、茶、の三色。
赤は、Debbie Bliss のCashmerino Aran (55%メリノウール、33%マイクロファイバー、12%カシミア)に。。。
モヘアを二本混ぜている。つまり、全部で三本どり。
赤の糸がマットでストレートな糸なので、モヘアを混ぜることで、風合いを出す、というもくろみ。モヘアを一緒に編むと、光沢が出るし、起毛するので、光の反射具合が複雑になって、面白みがでる。
モヘアは、Rowan Kidsilk Haze (70%スーパーキッドモヘア、30%シルク)、色は595番。
紺色は、ローワンの、Scottish Tweed。以前セールで買った、もう販売されていないシリーズ。
100% pure new wool (って何?ただのウールと何か違うのであろうか。。。)
これを二本どりにして編んでいる。
二本どりにするのは、赤の糸の太さに合わせるため。
これはごわごわしたツイードの糸で、それ自体既に毛羽立っているので、モヘアと一緒にしない方がいい。モヘアと一緒にすると、この糸が持つ動きのある色味と風合いが見えなくなってしまう。
花の周りの枠は、またもや、Anny Blatt のSublime シリーズであるが、今回はTerre (地面)という名前の色。これを帽子本体に使う予定。
モチーフは、今年のはじめ、黒とグレーの二色の帽子に使ったもの。
このモチーフを8枚つなげて、輪にする。
それだけでも、頭につけると、ヒッピー風なヘッドバンドになる。
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