またかぎ針編み靴下、それから改良点一つ
昨日、人生初めて両足同じにできた靴下。
*mati*さんのかぎ針編み靴下編み図は ここ。
大まかな要領は不器用者ブログのここ。
今回は実験で、実験なので自分用。昨日のレンガ色のはプレゼントにすることにする。
何の実験かというと、太い普通のストレートの糸で編んでもはきやすいフィットの靴下が編めるのか、実験。
何故そんな実験をするか。というのは、東京にいる末の弟に靴下を編もうと思い、足のサイズ何センチ?と聞いたところ、27.5センチ。そんなでかい靴下編むの面倒だな、なんて怠け者の不器用者は思ってしまって、太い糸使おうかな、なんて考え、でも、太い毛糸だとどんな履き心地になるのかちょっと心配。
だって、棒針編みだと、靴下、細い毛糸で編むみたいではないですか。ソックヤーン(靴下編み用の毛糸)って、おしなべて皆、細い。
使ったのは、この毛糸。Debbie Bliss のCashmerino Aran で、近所のデパート、ボンマルシェのセールで今年6月に買ったもの。
沢山あるからどんどん使いたい、という思いもある。メリノウール55%、マイクロファイバー、カシミア12%。カシミア入りですよ、12%だけど。。。
今回は作り目は10目。そのあとは、昨日と同じ段数。
ファーをつけて、こんなかんじに仕上がる。
ファーのインパクトはまあまあ。感動的とは言えない。
ファーにつかった糸はこれ。ドイツのハイデルブルグでミシンメーカーPfaffがやっている手芸店で手に入れたもので、Schoeller & Stahl というドイツのメーカーのPuppengarnというシリーズ。モヘア74%、ウール17%、ポリアミド9%で、ドイツ製。
さて、今回は一箇所編み技法を改善してみた。
何を改善したかって。。。
大した話ではないのであるが、かかとの部分の話。
本体を編んでいる最中、かかとの穴をつくるのに、鎖編みをしますね。
本体は *mati*さんの編み図では左側上の図。
鎖編みっていうのは、長編みと違って、かたい、というか、伸縮性が少ない。この鎖編みのラインはちょうど、かかとの上部分にあたるのであるが、これが靴下を履く時に、堅くひっかかる。
そこで、この部分をゆるめにするため、鎖編みだけ、数回り太いサイズのかぎ針で編む、ということを思いついた。例えば、今回は全体は3.5ミリのかぎ針で編んでいるのだが、この鎖編みだけ、5ミリのかぎ針で編む。
そうすると、思った通り、この堅くひっかかる感じがなくなるのです!
もともと素晴らしいフィット感が、さらに素晴らしいフィット感に!ということとなる。
で、太い毛糸使用の結果は。。。全く、まああったく問題無し。太い毛糸で全くOKの*mati*さん方式かぎ針編み靴下、ほんっとに素晴らしいわ!そんなありがたい*mati*さんのブログはここ。
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