列車の中でポコポコ編みを教わる

ドイツからパリに戻る。
マンハイムの駅で列車に乗って席についてみると、隣の窓側の席に座っていた20代前半風の若い女性が、なんとかぎ針編みをしている。(私は飛行機でも列車でも、通路側をいつもとることにしている。)
マンハイムの前の駅、フランクフルトから列車に乗ったのであろう。
甥の悪魔帽子に使ったアルパカの毛糸のような、ヴィヴィッドな濃いターコイズブルーの、しかし私のアルパカ毛糸と違ってソリッドな毛糸で、ポコポコした模様のショールのようなものを編んでいる。
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かわいい編地なので、じろじろ編み方を見ていると、なんだかよく分からない。途中、彼女が席を立つ時に、英語で話しかけてきたので、彼女が席に戻って来た時に、一体どういう編み方をしているのか英語で聞いてみる。(彼女の英語にはドイツ語の訛りがある感じがするので、ドイツ人かと推測するが、定かではない。)

で、理解したところによると、なんだか、長編みみたいなんだけど、長編みをちょっと複雑にしたようなものをしている訳だ。とりあえず、変わり長編みと呼ぶことにする。ホントの名前ご存知の方、ぜひお教え願います。

こういうことである。
まず、長編みをする時のように、糸を針にかける。
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で、前段の鎖目に針を入れ、糸を通し、
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さらに長編みのように糸を針にかけるのであるが、
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しかし、長編みと違って、ループ一つだけに通す。
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次、また糸を針にかけ、
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今度はループ二つに通す。
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また糸を針にかけ、
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残りのループ二つに通して編む。
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前段の同じ鎖目にこれをあと二本、全部で三本する。
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そのあと、鎖目一つ。次の段でこの鎖目に、変わり長編みを三本入れる訳である。
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これを往復編みですると、こういうポコポコした編地が出来上がるのである。
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3年間同じ列車に乗ってきて、はじめて編み物学習の機会があったことを考えると、万に一つの運にあたったとも言える。両足同じ靴下は編めるようになったし、新しい編み目も学んだし、終わり良ければ全て良しで、今年はいい年だったなあ。

この変わり長編み(だかなんだか)の記号ってあるんでしょうかね。なかったら、勝手に記号をつくっちゃおうかな。

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