人気ブログランキング | 話題のタグを見る

縄編みにトライ、幼児の赤い帽子

赤ん坊というのは、名前の通り赤い色が大好きである。一歳の甥も例外ではなく、赤い色のものを目にすると、いそいそとそこへ這って行く。そこで今回は赤い帽子をつくることにする。

楽天で柳家から注文したパピーシルクブレンドを早速使おうと思ったが、「えんじ」というだけあって、日の光の中で見ると赤に少しピンクがかかっている。そこで、その時に一緒に買ったピノソフトメリノ極太の赤を使うことにする。

小さすぎと大きすぎの帽子ができてしまった今となっては、ちょうどよいサイズの帽子をつくるのがまず第一の目的。ラベルには針が10号から12号と記されているので、ゆるくならないように、細めの5ミリ(10号)を使うことにする。

ゲージは10センチ16目とラベルに書いてあるので、頭まわりを44センチほどにしようと、作り目を70目する。
一目ゴム編みで8段編む。

さて、今回は赤一色なので、模様編みでもしてみようと思いつく。相変わらず教則本を見てもよく分からないので、ネットで「縄編み」の動画を検索。
ピエロの「編み方レッスンムービー一覧」が分かり易かった。「ケーブル編み(縄編み)」をクリックすると動画に移ります。

70目つくったので、一模様12目を4模様と一模様11目を2模様つくろうと計算する。裏編みを3目、表目を6目、裏編みを3目、あるいは2目を2段続けて、さて、はじめての三目交差にトライ。

Le Bon Marche 3階でクロバーの縄編み針、cable stitch holder(英語)/ Aiguille auxiliaire pour torsades (仏語)を3ユーロ(375円)で買い求めてあったので、それをおもむろに取り出してやってみる。

できるにはできたが、この縄編み針というものはプラスチック製で、つるつるとすべる上に、なんだか柔軟というかしっかりしていないというか、手元が不安定というか。不器用な身のこと、目を入れたり出したり編んだりが全く容易ではない。

そこで2回目は、両端が空いている普通の竹の編み針で交差の三目をとってみた。この方がまっすぐなので目の出し入れはし易く、そのまま編む際にも糸を引っ張っても竹なのでしっかりと安定しているし、不器用者にはこの方が良いです。

しばらく編んで目を減らしはじめるのだが、その過程で交差の目の数がところどころ混乱してしまった。大目にみることにして、そのままにする。

最後に糸を引っ張って口をつぼめて終わり。今回も初回のように「外側」の糸がうまく引っ張れなかったが、いたしかたない。

大変な問題は、今回また小さいできあがりになってしまったということだ。どういう訳か、頭まわりが35センチくらいしかない。今回は以前より伸び縮みをするとはいえ、充分伸びてくれるだろうか。。。
どうしてサイズが思い通りにならないのだろうとがっかりして、耳あてもポンポンもつける気にならず、終わりにした。

とは言え、できあがった作品自体はそう悪いできではない。こんなかんじ。

縄編みにトライ、幼児の赤い帽子_a0161826_956318.jpg