カンタン長編みベレー帽、コサージュつき

パリと言えば、ベレー帽。
パリ最大の観光地エフェル塔やモンマルトルの丘のお土産屋さんに行くと、「Paris」という文字が刺繍されたベレー帽が各色並んでいる。

しかし、昨今のパリ人女性が盛んにかぶっているのは、そういう「パリの画家さんがかぶっているような」系のフェルトやウールの布のベレー帽ではなくて、欧州各国、北米、日本等、世界各地の女性たちが昨今かぶっている、太い毛糸で編まれたゆったりとしたベレー帽である。

という訳で、今回はベレー帽。

二目長編みのマフラーに合わせて以前つくった二目長編みの西アフリカ風帽子亜種が、どうも編み物の天才である母には感心されない (母は「小人の帽子」が嫌いであるということは常々表明していた)。
典型的に母に縛られた娘としては、糸をほどいて、比較的少量の毛糸でできるベレー帽をつくることにする。

同じFonty Numero 5 の黒の毛糸でつくった二目長編みのマフラーに合わせて、長編みでする。
「はじめてのかぎ針あみ マフラー&帽子」(主婦の友社)41ページの編み図を応用。

まず、「わ」の作り目から鎖目で立ち上がりの三目をして、「わ」のまわりに長編みを13目する。全部で14本の「線」ができる。

二段目からは増し目をしていく。
長編みの増し目というのは、前段の目一つに長編みを二つつくることによって為し得る。
動画はピエロのあみこもびより 「長編み2目編み入れる」をご覧下さい。

つまり、二段目は、立ち上がりの鎖目を三目し、前段の立ち上がりの目を入れたのと同じ目にもう一つ長編みをする。
こうして二段目は前段の各目に二つづつ長編みをする。

三段目は前段の目の一つおきに増し目をする。
四段目は前段の三目に一回(二目おいて三目め)、五段目は四目に一回(三目おいて四目め)、六段目は五目に一回(四目おいて五目め)、というふうに増し目をしていく。

愚直に増し目をして行って、できる円の周囲が75センチくらいになったら、増し目をやめる。
増し目無しでしばらく編む。
円の半径が15、6センチになったら、今度は減らし目にする。

長編みの減らし目というのは、前段の一つの目に、途中の長編みを二つ入れて、一気に引き抜くということ。二目の玉編みをするようなものである。
動画はこれまたピエロのあみこもびよりから「長編み二目一度」をご覧下さい。

減らし目は、減らしはじめて最初の段は数えて各12目と13目を一緒に、次の段はは11目と12目を一緒に、その次の段は10目と11目を一緒に、と減らして行く。

円の周囲が50センチくらいになったら、終わり。

a0161826_4102146.jpg縁は、十八番のデザインで色違いにする。
糸を黒の長編みマフラーのコサージュに使ったピノソフトメリノ極太のグレーに変えて、細編みをし、次の段は引き抜き編みをする。

これでベレー帽のできあがり。

とても簡単。3時間あればできる。








a0161826_4105131.jpg同じ毛糸でつくった長編みのマフラーに合わせて、コサージュをつける。

これは縁に使ったピノソフトメリノグレーで、昨日つくった大きい方の花と同じようにし、帽子本体に使ったFonty Numero 5 の黒で、これも昨日つくった小さい方の花をつくる。








a0161826_18524717.jpgこれを帽子につける。














できた。
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by iknit | 2010-02-17 04:23 | 帽子