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La Ciotat は今回初めてであるが、超穴場の大発見。
サン・トロペ、カンヌ、ニースのような世界各国のセレブが集まるコート・ダジュールの老舗高級リゾートのような、素敵なブティックや有名レストランや高額有料ビーチは全くない。隣町の有名なヨットハーバーCassis のように白いリネンのシャツを着たお金持ちのヨットマンや米国人観光客がひしめいている訳でもない。

観光的には見るものは何もなく(強いて言えば、世界で初の有料映画館か。ルミエール兄弟が世界ではじめての映画を撮影したのがLa Ciotatである。とは言っても、この映画館はオンボロで、復旧のための寄付を募っていた。。。)、従って、ホテルの部屋はこの辺りとしては比較的安い。
一晩50ユーロのホテルの部屋さえもある。この季節にこの場所でこの値段は超安値。

何のへんてつもない町であるが、地中海沿岸の村に典型的な趣きと魅力がある。
いくつもの細い石畳の道が、海へ向かって下りていく。
窓からは洗濯物がぶら下がっている。
まるでイタリアの漁村のよう。
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ビーチは町中にあり、しかし水は澄んでいて、魚が沢山泳いでいる。
魚と一緒に泳ぐのが大好きな私にはもってこい。蛸もいた。
これがパリからTGVで3時間半。マルセイユの駅からは車で30分。
プロヴァンスの「本に出ている」村も、世界遺産も、サン・トロペもニースも、もう全部行った、見た、という、特に観光目的がないパリ在住者が、単にちょっと2、3日地中海の太陽と風にあたり、海で魚と一緒に泳ぎたいという時にはもってこいである。
従って、町もビーチも子供連れのフランス人家族で一杯。
月曜日の今日は、ビーチも昨日よりは空いている。
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町のメインの商店街には、全く何も特別なものはない。「プロヴァンス」とも「コート・ダジュール」とも名打ったものはない。しかし、地元の一般買い物客で賑わっている。
そこで素敵なコレクションの古着屋さんを見つける。
フランスのブランドLa Fée Maraboutéeの冬用のツイード上下を35ユーロで手に入れた。
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旧港の周囲では、夏は毎晩午前二時まで夜店が並ぶ。
これがまた、日本の夏祭りの夜店のようなもので、怪しいものばかりが売っている。
子供と酔っ払いのみが買う訳の分からない「お土産品」が並んでいるという風。
ここになんと、ヘンプアクセサリーのアーティストがいた。
ヘンプ糸で、ネックレス、ブレスレット、指輪をつくっている。
イタリアの先っちょSalento 出身ということである。
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どこの国の出身なのかと聞いてくるので、「日本人だ」と言うと、「息子が日本語を学びたいと言っているのよお」と言い、英語が上手ね、と言うので、米国で育った、というと、「昔米国人のボーイフレンドがいたのよお」と言ってくる、まさに夏祭りの夜店っぽい怪しい会話。
自称ハンドメイドアーティストはいつも支持することにしているので、だまされたと思って、指輪を色違いで4つ買う。四つ買うからおまけしてよ、と言ったら、なんと、たった1ユーロだけおまけしてくれた。。。
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by iknit | 2010-08-24 19:20 | お店
昨日はあまりに気温が低かったせいか、風邪をひいてしまったようである。
微熱があり、喉が多少痛いくらいであるが、今日は一日家で眠ってばかり。
修行もお休み。

書くネタがないので、今回は先日みつけたパリのお店の話。

a0161826_7453287.jpg日本語書籍の本屋パリジュンク堂に行く道すがら、rue du Bac に数人の人だかりがしている店があった。新開店のMonoprix のそばである。
夏休みの季節で閉まっている店が多い中、その数人の人だかりに目が行く。何を売っているのかな、と近寄る。

Le rideau de Paris (パリのカーテン)と看板には出ているのであるが、中をのぞいてみると、リネン製の家で着るシンプルで楽なドレス各種の安売り店であった。
15ユーロでリネン100%の紺色のドレスを買う。


Made in Italy とラベルには表示されているが、この前紹介したイタリアの毛織物業者についての記事によれば、Made in Italyという表示には明確な規定がなく、製造過程のどこかの部分がイタリアでなされればMade in Italyラベルをつけられるそうで、怪しいものである。糸、織物、縫製が皆例えば中国でなされても、例えばデザインのデッサンがイタリアでなされていたら、Made in Italyとつけてしまうことができるらしい。

Made in どこであれ、当時つくったばかりのフランスレシピ花スカーフ・ラリエットがぴったり。かけた途端にゴージャスな雰囲気になり、外でも着られるようになった。
Le rideau de Paris
32 rue du Bac 75007 Paris.
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by iknit | 2010-08-18 07:47 | お店
ハイデルブルグでは、Wolle Rödel で毛糸を仕入れる。
Wolle Rödel ハイデルブルグ支店は、旧市街の商店街Hauptstrasse の99番地にある。
ドイツで一番長い歩行者天国と言われる通り。
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気温が低く、ジーンズのジャケットを着ていたのだが、それでもまだ寒い。
ウールの糸を買う気持ちになる天気。

Wolle Rödel 定番のメリノウール100%Sienaシリーズを4色、それぞれ5玉づつ買う。
一玉3ユーロ75セント。
フランスでメリノウール100%がこの値段というのはなかなか無いので、買いだめ。

a0161826_2205414.jpgこげ茶。
















a0161826_2212739.jpgえんじ色。
















a0161826_2215322.jpgブルーグレー。
















a0161826_2222354.jpgベビーブルー。
















a0161826_2225639.jpg今季は新製品で、Siena Big という、Siena よりも若干太めのシリーズが様々な色で出ていた。
Siena Bigは多色のものも何種類かあって、この紫系のものを買ってみる。
普通のSienaよりも何故か安くて、一玉3ユーロ10セント。










a0161826_2232182.jpg折角Wolle Rödel に来たということで、大きい穴のビーズもいくつか手に入れる。
陶製の大きいサイズのもの。














a0161826_2234417.jpg中サイズのもの。
















a0161826_224936.jpgこんな木のものがセールだったので、あるだけ三つ手に入れた。
一つ69セント。
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by iknit | 2010-08-17 02:28 | お店
a0161826_0472373.jpgMarché de la Création を訪れる。
毎週日曜日午前10時から夕方7時まで、モンパルナスタワーのふもとの並木道 boulevard Edgar Quinet で催される、手工芸アート(Arts and Crafts) のマルシェ。14区である。
インディペンデントのアーティストたちが店を出している。
絵が多いが、アクセサリーアーティストの方々も数人いる。






歩いて15分もしない近所なのであるが、あまり行かないことにしている。
行くと、何か買ってしまうからである。
アーティストの方々がつくるものというのは、オリジナルで大変面白いので、衝動買いをしてしまいがち。
今日も、見るだけだぞ、何も買わないぞ、と自分に言い聞かせながら行く。

a0161826_0475484.jpgでも、やはり買ってしまった。。。
こういうネックレス。
ちょうどアーティストの方が、黒いトルソの首につけているところを通りがかり、その黒地の上に微妙に輝く銅色にすいつけられてしまった。
花と玉はmodelling clay という種類の粘土(クレイ)でつくられた焼き物。
紐は、皮をエナメルでくるんであるそう。







a0161826_0482342.jpgアーティストの方は銀髪のきれいな女性で、Martine Texier というお名前らしいが、店もウェブサイトもないということである。












さて、マルシェに展示されている様々な作品の写真をとって、是非紹介したいところなのであるが、写真は皆「駄目!」。
最近は、アートだけでなく、ファッション関係のお店、特にインディペンデント系のデザイナーさんのお店では皆、写真撮影禁止である。アイデアが盗られるのが困るそうで、すぐ似たようなデザインのものが超安価に中国で大量生産され、商売あがったりだそうである。

写真は残念ながらないが、出展していたアクセサリーアーティストの方々幾人かのウェブサイトを紹介する。作品がいくつか見られます。

a0161826_0485734.jpgChristiane Boulay という方のRococo Branchouilleというブランド。
シャネルのオートクチュールのショーに多用されていたブレスレットというか腕飾りに似たかんじのものが、細いワイヤーを編んでつくられていた。 とても気に入ったのだが、ワイヤーが金属製なので、金属アレルギーの私はあきらめる。
http://www.rococobranchouille.com/ 





a0161826_0492672.jpgAline Devos という方のDeco Vitroというブランド。この方は、ステンドグラスのアーティストで、ステンドグラスを使ったペンダントをいろいろと作っている。
モンマルトルにブティックがあるらしい。
http://www.decovitro.com/deco_vitro/accueil.html 








a0161826_0495590.jpgAnia という帽子のアーティスト。
http://www.aniacreation.com/chapeaux-casquettes-berets.php












写真は皆「駄目!」なのに、「撮って、撮って、僕の写真撮って!」とさかんに声をかけてくる画家さんがいた。。。

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by iknit | 2010-08-02 00:51 | お店
うーむ。また毛糸を買ってしまった。
Le Bon Marche の手芸店に行ってしまったのが運のつき。。。

新しく出たLa Droguerie の編み物本(型紙つき)を買おうと思って行ったのだが、ついRowan のセールワゴンに足が向いてしまい、セール毛糸を買ってしまった。

買ったのは、この前買ったばかりのRowan のScottish Tweed シリーズ。

a0161826_514227.jpgミントグリーン。
何かと暗い冬には、ポイントカラーにいいかと思って。。。












a0161826_5143933.jpgレンガ色っぽい赤。
これは一玉しか残っていなかったが、ポイントカラーにいいかと思って。。。












a0161826_5145834.jpgそれから明るいグレー。
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by iknit | 2010-07-24 05:16 | お店
パリでは6月30日から一斉に夏のセールがはじまった。

以前にも報告したように、パリのセールは、日がたつにつれ、第二の値下げ、第三の値下げ、と段階を追って値引きされていく。

先週末は第二値下げの段階で、店によっては第三段階に入っているところもあった。

経験的には、だいたい第二段階くらいが程よい時期。第一段階だとあまりお買い得感がないし、第三段階だと、値段は安いが欲しいと思うようなものは殆ど残っていない。

という訳で、今がほど良い頃かと思い、Le Bon Marche にセール糸をのぞきに行く。

通常はあまりに高額で、セールの時にしか買えないRowan のセールワゴンに真っすぐに突進。
案の定、第一段階に値引きされた値段からさらに30%引かれる値段になっている。

次の三種類を購入した。

a0161826_244544.jpgRowan Scottish Tweed のこげ茶にブルーの混じったもの。
英国製のウール100%。
一玉25グラムという小さいものだが、もともとは一玉5.50ユーロもする。それを一玉2.70ユーロで購入。









a0161826_25199.jpg同じくRowan Scottish Tweed の紺色。とてもシックな紺色である。













a0161826_251748.jpgさらに、Rowan Cashsoft DK というもの。
57%メリノウール、33%マイクロファイバー、10%カシミヤ。イタリア製。
柔らかいふんわりとした手触りで、色が気に入った。
これは一玉50gで、通常9ユーロもするが、一玉4.41ユーロで手に入れる。
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by iknit | 2010-07-21 02:07 | お店
今週は用があってロンドンに行っていた。
週日は残念ながら、ショッピングの時間はなく、折角編み物の盛んなイギリスに来たのであるが、編み糸探索にこの大都市を巡ることはできなかった。
ロンドンのEast End にはSpitalfields Market というマーケットがあって、ファッションや手工芸アートのindependent デザイナーが店を出しているという話を聞いていて、是非デザインの参考に見てみたいと思っていたので、土曜日にいそいそと行ったのだが、なんと、残念ながら土曜日はマーケットはお休み。

しかし、食べ物と編み物の他にも、私は古着が大好きなので、Spitalfields Market からさらに少し東に歩いて、古着のメッカ、Brick Lane 界隈に行ってみる。ここも、日曜日にはマーケットが出て、古着やレトロ家具、がらくたなどで有名。土曜日にはマーケットはないが、お店は開いている。具体的には、Brick LaneのCheshire StreetとHanbury Street の間の界隈である。
様々な民族の食べ物屋さんが並び、その間に、若いデザイナーの店や古着屋さんが連なる、とても面白い界隈。

a0161826_432723.jpgまず、Hanbury Street には、Absolute Vintage というお店。













a0161826_4323010.jpgそのはす向かいでは、古着の小さいマーケットをやっていた。














a0161826_4331324.jpgHanbury Street からBrick Lane を左に曲がると、またもや、古着の小さいマーケットをやっている。













a0161826_4373516.jpgそこから出ると、すぐ右にまた、アンティーク家具、レコード、古着の小さいマーケット。













a0161826_4375143.jpg続いてまた古着のお店。このBrick Lane の角から出る道には古着のお店が4軒並んでいた。

まだまだ店は続くのであるが、いちいち載せていてはきりがない。










さて、上の4つ目の写真の小さいマーケットでは、こういう変わったものをみつけた。
棒編みで編んだマフィンやロールケーキの針山である。
売っていたのはお菓子がのせてある皿の方で、編んだお菓子の方は、以前はここに店を出していたSarah Baulch というアーティストの作品だということである。
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by iknit | 2010-07-12 04:40 | お店
先週末はハイデルブルグの甥のところに行ったのであるが、ちょうどワールドカップ準々決勝ドイツ対アルゼンチン戦があった。
ドイツでワールドカップを、それもドイツの出る試合を見たのは、はじめてである。
しかも、ドイツ対アルゼンチンという、宿命の対決。

大発見は、ドイツ人というのは、国旗が大好きなんだということ。
大きな国旗をあんなに一度に沢山、街中で見たのは、はじめてである。戦争中かと思ってしまうくらいであった。家々の窓からは大きな国旗が垂れ下がり、車にはそれぞれ旗がいくつもはためき、男性は国旗をマントのように身につけ、女性は国旗を巻きスカートにしている。

ワールドカップの試合を応援する時には、どこの国の人も自分の応援するチームの色を身につけるもので(例えばフランスや日本はブルー)、国旗も少しははためいているが、あそこまで巨大な国旗が街中にあふれているというのは、フランスでは優勝した時にでさえ見なかった光景である。特に国旗を身につけるというのは、なんかこう、独特の習慣のような気がする。
お国柄というのが、いろいろとある訳ですね。

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ハイデルブルグに来たということで、すわ、ドイツの穴の大きいビーズを手に入れる。

編み糸チェーン店Wolle Rödel のハイデルブルグ支店で購入。
編み糸を使用することを前提にしているので、売っているビーズはフランスのものよりも穴がずっと大きい。

a0161826_772271.jpgまず、以前購入してすぐになくなってしまったもの。
陶製のブルー。












a0161826_775682.jpg木製の茶色。















a0161826_783717.jpg今回は陶製のこげ茶のこういうものも買ってみた。














a0161826_79626.jpg木製の青みがかった緑というか、緑がかった青。













a0161826_794870.jpgさらにガラス製のものを三色。
ゴールド。













a0161826_710872.jpgシルバー。














a0161826_7103241.jpgブルー。
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by iknit | 2010-07-07 07:12 | お店
昨日マレ地区にみつけた50 rue des Archives にあるビーズ屋さんで穴が大きめのビーズを使ったので、さてPlassard Gong のカーキ色の試みを続けようと、ベル花のネックレスをつくりはじめる。

なんと、ビーズが通らない。

手に入れたビーズを次々に試すが、どれも通らない。
最後に、どうにか、筒型のマリンブルーのうすまき模様が内部に入ったものだけが、通った。
しかし、色が全く合わない。

うーーーーむ。
どうしよう。
今日は日曜日なので、ビーズ屋などどこも開いていないであろう。
また別のビーズ屋を来週探さないといけないということか。
それまでべル花はまたお預けか。

愕然とした思いの中、とりあえずGoogleでパリのビーズ屋を探してみる。
すぐにでてきたのが、 米国のビーズ輸入卸売り業のサイトWild Things Beads のページ、Bead Shopping in Paris

パリのビーズ屋さんと、蚤の市のビーズ屋さんがリストしてある。
昨日みつけた50 rue des Archives の店もでている。

なんのことはない、これを先に見ればよかったのですね。
(でも、私が昨日みつけたLa Perlerie 22 はでていないよおん。)

非常にありがたい情報であるが、このリストの欠点は、それぞれの店が何区にあるかが分からないところ。
パリはロンドン、東京、ニューヨークよりもはるかに面積が小さいが、それでも何区か分からないと、店の位置の判断が難しい。
フランスの住居表記は、通りのあとに、郵便番号が来るのであるが、それがパリの場合、何区か表している。
パリ市内は皆、750ではじまって、次に区の番号が来る。例えば、3区の場合、75003。18区の場合、75018。
ページの説明によると、あたかもリストされている店が皆マレ地区にあるかのようだが、実はそうではない。
さらに住所表記が間違っているものもある。。。

という訳で、ここにもっと詳細なリストを、店のリンクとともに掲載する。
パリ観光予定のビーズ愛好者の方々には、完全保存版。
さらに、パリにわざわざ来なくても、ネット販売で日本からでも購入できる店もある。

Perles Box
1 rue de Clairvoux 75003 Paris
Showroom: 56 rue de Turbigo 75003 (3区)

Tout à Loisirs
小売店:50 rue des Archives 75003 Paris
卸売り:77 rue du Temple 75003 Paris (3区)

Matière Première(ネット販売あり)
12 rue de Sévigné 75004 Paris (4区)

La Boîte à Perles(ネット販売あり)
194 Rue Saint Denis 75002 Paris (2区)

Fried Frères(ネット販売あり)
13 Rue du Caire 75002 Paris (2区)

Le Détail Qui Tue
43 Rue Bobillot 75013 Paris (13区)

Créez & Décorez
31 Rue Victor Duruy 75015 Paris (15区)

Création Monplaisir
15 Rue des Fontaines du Temple 75003 Paris (3区)

La Perlerie 22
22 rue du Temple 75003 Paris (3区)

このように一店ごとにチェックしていくと、なんと日曜日に開いている店があった。
リスト三番目のMatière Premièreである。
日曜日の午後3時から6時まで開いている。

場所はマレ地区であるが、問屋街の北部ではなく、バスティーユに近い方の東部である。
Rue Francs-Bourgeois と rue de Rivoli の間。
Rue Francs-Bourgeoisはマレ地区を東西に走るファッショナブルな店の並ぶ通りで、日曜日にも開いている店が多く、日曜日の午後には人ごみでごったがえしている。
わざわざ日曜日の午後にその界隈に行くのは気がひけるが、背にハラはかえられない。
Velib を駆ってそちらに向かう。

界隈は案の定、砂糖にたかるアリのように人が群れていた。
休日には車の進入が禁止になり、歩行者と自転車専用になるのだが、それでも自転車ではなかなか進まない。自転車のベルをちゃりんちゃりんと鳴らし続けながら突進する輩もいたが、こちらはのろのろ運転で進む。

目的の店は、昨日の50 rue des Archives の店とはうってかわった、怪しい魅力のないこぎれいな店であった。店舗も昨日の店よりはずっと小さい。

とりあえず、穴の大きいものを探す。
これがまたなかなかないが、運良く一種類だけあった。
ガラスの平たい筒型のもので、内部に色の模様が入っている。様々な色がある。
一つ15サンチームで、12個で10%引き、24個で20%引き。

a0161826_32139100.jpgこれはベビーブルー。















a0161826_3225033.jpg黒。















a0161826_3231577.jpg透明。















a0161826_3235699.jpg青緑。














他にも、オレンジ色、ピンク色、黄緑なとがある。
カメラを持って行くのを忘れたので、店の写真は撮れなかった。
カードだけで、あしからず。
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by iknit | 2010-06-21 01:45 | お店
大きい穴の木のビースや、紺色の陶製のビーズが無くなってしまったので、ベル型の花のネックレスをつくるのには大困り。

そこで、パリのビーズ屋さんに行って、何か適当なものはないか探してみることにする。

毛糸ショッピングには全く適さないパリであるが、服飾アクセサリー関係の素材となると、さすがファッション産業の街、大変豊富で、特に問屋さんが事欠かない。

例えば、18区モンマルトルのふもとあたりから今はアフリカ系の人々が集うバルベス(Barbes)の界隈など、布地の大量販売店が続く、縫製業の方々にはたまらない地域である。

ビーズ等、手工芸材料品は、昔から3区のマレ地区の北側と決まっているらしい。
地下鉄の駅で言えば、11番線、Rambuteau, Arts et Metiers, Temple の辺りである。
このあたりは、古くから、手工芸や印刷業に携わる人々が居住し、産業を発展させていた。
今でも服飾関係の問屋さんが連なる。
地下鉄の駅名になっているArts et Metiers といのは、英語でいうと、Arts and Crafts、日本語で言うと、工芸美術のことである。ここには工芸技術博物館もある。

東京で言えば、神田の神保町から馬喰町のあたりのようなものと言えるか。

マレ地区というのは、パリ発祥の地であると同時に、その多様な歴史経験が面白い界隈である。
今はもっぱらゲイの方々が居住、集う地区と知られているが、同時に昔からユダヤ系のコミュニティがあることでも知られている。マレ地区を南北に通る主要な通りであるrue du Temple や rue du Vieille-du-Temple のTemple は、数年前のベストセラー「ダヴィンチコード」にも出てくるテンプル騎士団がオフィスをここに構えたことに由来する。
さらに、マレ地区北部には、パリ最初の中華街もある。
この中華街は、マレの北側、Arts et Metiers の駅のすぐ南のあたりにある。
1930年代、第一次世界大戦の後に、中国から沢山の移民が来て、住み着き、革製品産業や宝石産業に従事していたらしい。
今でも、中華料理店が続き、ファッションアクセサリーの小売店や問屋の店番をするアジア系の容貌の女性たちが目につく。

マレ地区の北側は、南側に比べて観光大目玉や華やかさには欠けるが、時間と根気のあるファッション関係の方々にはおそらく非常に興味深い地区であろう。
冴えない店構えだが、服飾アクセサリー問屋さんがあちこちにある。
問屋さんは、一見様お断りの店も多いし、まとめて買うことしかできない店も多い。
一見さんお断りでなくても、店に入れば、モノが乱雑に置いてあり、根気よくみていかないといけない。
従って、一つ一つしかも丁寧に歩き回るしかないのである。
さらに、一般消費者相手ではないので、週日は早く閉まり、土曜日には閉まっている店が殆ど。

日中はフルタイムの仕事に携わる勤労者の私には、従って、休みでもとらないと、とても問屋回りは難しい。
しかし絶望することはない。
問屋街の周縁には、必ず一般向け小売店、しかも市価よりも安い店があるものである。
さらにそういう問屋街の一般向け小売店は、人通りの多い表通りに面しているものである。
ここは、パリよりもさらに歴史の旧い大都市東京の出身である強みで、生来不器用とは言え、そういう勘だけはある。
マレ地区の手工業問屋街である北部と繁華街である南部の境くらいが狙いどころか、と検討とつける。

という訳で、具体的なあてもなく、マレ地区北側の方向にパリ市営コミュニティ自転車Velib を駆う。

いろいろと考えたのは良いが、実際にその地域に着いてみると、なんとVelibの駐輪場が満杯である。
Velibの難しいところは、駐輪する場所がなかったり、自転車がなかったりするところ。
そういう時は、次の人が来るのを待つか、別の場所を探すしかない。

人通りの多いrue des Archives を繁華街方向に南に下ることにする。
Rue des Archives は北方向に一方通行なので、自転車を引いて歩いていく。

BHVの近く、大分南に下ったところで、運良く駐輪枠がみつかった。
さて、少し北へ戻るか、と数歩行ったところに、なんと、ビーズ屋があった。

ウィンドウにはビーズが沢山並んでいる。
入ってみると、大きい店で、客が沢山。
上から下まで、右から左まで、さらに奥の奥までビーズが並んでいる。
客は皆、身体をかがめ、ビーズを一つ一つ検討している。

並んでいるビーズの種類のあまりの多さに、一体どこからはじめてよいか分からない。
まるで不思議の国のアリスの世界。圧倒され、くらくらする。

a0161826_7393692.jpg是非行ってみてください。非常に面白いところです。
住所は 50 rue des Archives 75003.

看板は無いし、ビジネスカードは無いし、レシートさえもない。
家に帰ってからGoogle で調べたところによるとTout à Loisirsという名前の店らしい。

写真では店のシャッターが閉まっているところでごめんなさい。
雨が降ってきたので、店内で待っていたら、閉店時間になってしまった。。。


さて、ビーズ。
とりあえず、他の客を真似て、一番近いところから、一つ一つ見てみる。
困ったことに、ビーズの種類が多いだけでなく、それぞれの種類の中の一粒一粒の形が不揃いで、それぞれが独自。欠けていたり、傷が入っていたりもする。本当に、真剣に、一つ一つ検討していかないといけない。あっという間に二時間たってしまう。

はじめは一体どうしたらいいか分からず、色とりどりのきれいなビーズに次から次へと目を奪われていたが、しばらくして、自分で編むネックレスに適当なものを選ばないといけない、と考える。
すなわち、金属製のものが表についていないもの、そして、穴が大きいもの、である。

金属製のものが表についていないのは、殆どである。
殆どがガラス製で、金属が表についていない。面白い石のものも沢山、さらに、木のもの、陶製のもの、貝殻のもの、訳のわからないもの、もある。

しかし、穴が大きいもの、となると大変難しい。編むことが前提となっているドイツとの違いか。

穴を一つ一つ確認する作業を店内3周したあと、最終的に選んだのは、ガラスの内部に金属製の模様が入っているもので、穴が大きいもの。

a0161826_7364914.jpgこれは、ターコイズブルーとシルヴァーの模様がガラスの内部に入っている。
一粒1.90ユーロ。












a0161826_7373713.jpgこれはボルドー色のラインとシルヴァーの模様がガラスの内部に入っている。
前者よりも小さくて、一粒1.50ユーロ。












a0161826_7381078.jpgこれは、グリーンとゴールドの模様がガラスの内部に入っている。
中国製らしく、「愛」という字が刻まれたヴァージョンもある。。。
さらに小さくて、傷が多く、形も不揃いで、一粒0.80ユーロ。









a0161826_7383976.jpgこれは、内部にマリンブルーのうずまき模様が入った筒型。
欠けていて、傷も多く、サイズは全く不揃いで、一粒0.60ユーロ。











a0161826_1115296.jpg帰り道、rue des Archives の1ブロック先を並行している rue du Temple を歩くと、なんとそこにもビーズ屋があった。
7時の閉店時間だったので、中には入れなかったが、店内には人が沢山。
外からみた限りでは、50 rue des Archives の店よりもはるかに面積が小さく、小袋入りの小さめのビーズが沢山壁に並んでいる。
客が多いということは、値段が安いのであろうか。

La Perlerie 22
22 rue du Temple
75003 Paris 
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by iknit | 2010-06-20 05:38 | お店