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以前にも触れたように、パリでは1月半ば前にsoldes, セールの季節がはじまった。

パリのセールははじめは10%引きなど、それほど値段が下がらないのだが、週がたつにつれ、どんどん値引きされていく。街の店先のウィンドウの赤い文字が、「Deuxième démarque」(二回目の値下げ)、「Troisième démarque」(三回目の値下げ)、「Dernière démarque」(最終値下げ)と変化していく。とは言っても、米国のように最終90%引きなどとなる店は皆無で、せいぜい最終でも40%、ごくたまに50%引きほどであるが。

1月も終る今週末、セールがはじまって三週間ほどたつ。もしや、すぐ近所のデパートLe Bon Marché の手芸店でも、いつもは目がとびでるほど高い毛糸の値段が下がってきているのではないか、と思いつく。

普段は私はパリのセールが嫌い。人が多いし、大して安くなっていないし、安くなっているものは気に入らないものか、無くてもいいものばかりというのが常。しかし、今回は修行中ということで、歩いて5分のところなのだから、と自分に言い聞かせ、怠惰な身をおこして行ってみる。

Le Bon Marché (24, rue de Sévres 75007 Paris) はパリで一番古いデパート。小さめのデパートだが、品揃え的にはデパートの中では私は比較的好き。特にベッドリネンや旅行鞄のコーナーがとても良い品揃えで、セールの時はお得。食料品館が別名Le Grand Epicerie de Paris (パリの大食品市場)としてとても有名で、夜の閉店前に行くと、独身貴族が買い物をしていて格好の出会いスポットだといううわさもある。質的には街の商店の方が良いものが多いと思うし、値段的にはスーパーの方が安いので、私は食料品のためには、いそぎの用でもなければ行かない。

a0161826_643734.jpg入り口はいくつかあるが、手芸店へのアクセスとしては、rue de Sèvres とrue du Bac の角の入り口が一番便利。
rue du Bac は本館と食料品館の間にある通りです。入り口はこういう門構え。
「soldes absolus」(完全セール)の旗がひるがえっている。気分も盛り上がる。

この入り口から入るとすぐ前にエスカレーターがあるので、それに乗る。間違ってもデパートのフロア中心にあるエスカレーターに乗らないように。そうすると大変なことになって、手芸店には行き着けない。代わりにベッドリネンを買うはめになってしまう。



a0161826_652387.jpg3階、3階と今まで書いてきたが、地上階がゼロであるヨーロッパの3階は、日本で言うところの4階である。このエスカレーターでは3階(4階)が最上階。上りきったところに、手芸店がある。その色とりどりの光景が目の前に広がった瞬間の高揚感は、何度行っても同じ。写真では奥の壁に沿ってずらっと毛糸玉が並んでいる。写真右の壁の向こうのゾーンにも毛糸の棚は続く。
左手前はボタンコーナー。もちろん、刺繍糸、リボン、布、ベルトのバックル、バッグの持ち手等、手芸に使うものが何でもあります。





この手芸店の中央ゾーンの壁はRowan が陣取っているのであるが、その棚の前にセール籠が二つ置いてあるのを以前から見ていた。そこに直行する。
籠は一つに減っている。しかし、以前の30%引きの値段から、さらに30%引きになっている。以前から非常に惹きつけられていたが、30%引きでも10ユーロ近かったカシミヤの毛糸は残念ながらもう売れきれてしまったようだ。しかし、コットンの毛糸がいくつか残っている。

欲しかったカシミヤの毛糸玉と同じRYというロゴのついたRowanのClassic Yarns Cotton Jeans の綿100%、イタリア製の糸を選ぶことにする。残っているもの全部買う。全部で八玉、22.96ユーロ。もともとの値段は一玉5ユーロ90セント(740円)だが、セールで一玉2.87ユーロ、360円。半額以下の超お買い得である。

春になったらこの糸で甥につばのついた帽子をつくるといいだろうと、またもや夢が広がる。

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by iknit | 2010-01-31 06:11 | お店
昨日できた赤とオレンジの一歳の甥用の帽子があまりにかわいいので、いい気になって、同じ毛糸でミトンをつくることにする。

毛糸は太い一方、一歳児の手はとても小さいので、指を編むことは超至難の業であろうと思い、指の部分を開けてつくることにする。

このアイデアは「はじめてさんの手編みレッスン:マフラーと帽子&こもの」(日本ヴォーグ社)の44-45ページに出ている「ハンドウォーマー」からとった。普通に二本の棒針でまっすぐ編んで、四辺を筒にして、親指の部分を開けてとめるだけ。とても簡単。

ブリティッシュエロイカのオレンジ色の糸で作り目を28目する。そのあと一目ゴム編みを8段。

次は帽子に合わせてピノソフトメリノ極太の赤で縄編みをする。モノ自体が小さいので、今回は二目交差の縄編みをする。要領は帽子の時の三目交差と同じ。二目の方が楽で、今回も縄編み棒が大活躍。28目あるので、7目一模様と計算して、裏目1目、表目4目、裏目2目 を繰り返して編んでいくと、縄が4本できる。

a0161826_2354096.jpg適当なところで伏せ目をして終わり。できた四辺はこんなかんじ。












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そのあと筒にして、両端をとじる。その際、上の方に親指を出す部分を開けて閉じる。








こんなにかわいい帽子とミトンのペアができた。

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昨夜は意気消沈したが、一日たった後に気を取り直す。昨夜一歳の甥用につくった赤色の縄編みの帽子に、耳あてとポンポンをつけることにする。

ピノソフトメリノ極太の赤の毛糸玉が昨夜ちょうど終ったので、以前自分用につくったマフラーと帽子に使ったブリティッシュエロイカのオレンジ色の毛糸の残りを耳あてとポンポンに使うことにする。甥が日常着ている防寒着はオレンジ色なので、ちょうど良い。

帽子本体が縄編みなので、耳あてにも細い縄編みをつけようと考える。
細い縄編みは、これまたピエロの「編み方レッスンムービー一覧」から学ぶ。一覧の「17 右上交差目」と「18 左上交差目」がそれ。それぞれタイトルをクリックすると動画に移動します。

左右それぞれ14目拾い、2目ごとに裏編みと表編みをして一段編む。2段目は、2目ごとに左上一目交差をする。次の段は交差をせず、4段目は2目ごとに右上一目交差、と左上と右上の一目交差を一段おきに交互に4回して、8段編む。そうすると、細い縄が三本できる。
そのあとは縄編みを続けながらも適当に減らし目をして、適当なところで伏せ目をして終わり。

今回は縄編み針が大活躍。細い縄編みの場合、三目交差の縄編みと異なり、とりおくのは一目だけなので、普通の編み針よりも、短い縄編み針の方が容易だ。

そのあと同じオレンジ色の毛糸で、今回は大きめのポンポンをつくる。子供用には大きいポンポンがかわいいかも、という思いによる。

できた。渋い赤に明るいオレンジ色がアクセントになって、昨日のものとは見違えるような、とてもかわいいできとなった。気を取り直してやってよかった。

ご覧下さい。

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赤ん坊というのは、名前の通り赤い色が大好きである。一歳の甥も例外ではなく、赤い色のものを目にすると、いそいそとそこへ這って行く。そこで今回は赤い帽子をつくることにする。

楽天で柳家から注文したパピーシルクブレンドを早速使おうと思ったが、「えんじ」というだけあって、日の光の中で見ると赤に少しピンクがかかっている。そこで、その時に一緒に買ったピノソフトメリノ極太の赤を使うことにする。

小さすぎと大きすぎの帽子ができてしまった今となっては、ちょうどよいサイズの帽子をつくるのがまず第一の目的。ラベルには針が10号から12号と記されているので、ゆるくならないように、細めの5ミリ(10号)を使うことにする。

ゲージは10センチ16目とラベルに書いてあるので、頭まわりを44センチほどにしようと、作り目を70目する。
一目ゴム編みで8段編む。

さて、今回は赤一色なので、模様編みでもしてみようと思いつく。相変わらず教則本を見てもよく分からないので、ネットで「縄編み」の動画を検索。
ピエロの「編み方レッスンムービー一覧」が分かり易かった。「ケーブル編み(縄編み)」をクリックすると動画に移ります。

70目つくったので、一模様12目を4模様と一模様11目を2模様つくろうと計算する。裏編みを3目、表目を6目、裏編みを3目、あるいは2目を2段続けて、さて、はじめての三目交差にトライ。

Le Bon Marche 3階でクロバーの縄編み針、cable stitch holder(英語)/ Aiguille auxiliaire pour torsades (仏語)を3ユーロ(375円)で買い求めてあったので、それをおもむろに取り出してやってみる。

できるにはできたが、この縄編み針というものはプラスチック製で、つるつるとすべる上に、なんだか柔軟というかしっかりしていないというか、手元が不安定というか。不器用な身のこと、目を入れたり出したり編んだりが全く容易ではない。

そこで2回目は、両端が空いている普通の竹の編み針で交差の三目をとってみた。この方がまっすぐなので目の出し入れはし易く、そのまま編む際にも糸を引っ張っても竹なのでしっかりと安定しているし、不器用者にはこの方が良いです。

しばらく編んで目を減らしはじめるのだが、その過程で交差の目の数がところどころ混乱してしまった。大目にみることにして、そのままにする。

最後に糸を引っ張って口をつぼめて終わり。今回も初回のように「外側」の糸がうまく引っ張れなかったが、いたしかたない。

大変な問題は、今回また小さいできあがりになってしまったということだ。どういう訳か、頭まわりが35センチくらいしかない。今回は以前より伸び縮みをするとはいえ、充分伸びてくれるだろうか。。。
どうしてサイズが思い通りにならないのだろうとがっかりして、耳あてもポンポンもつける気にならず、終わりにした。

とは言え、できあがった作品自体はそう悪いできではない。こんなかんじ。

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甥の一歳の誕生日のためにつくった長編みの耳あてつき帽子は、どうもきつすぎる。そこでもう少し大きいものをつくることにする。

やわらかく、伸び縮みするように仕上げようと思い、土曜日にLe Comptoir で買ったRowan Lima のレンガ色のようなMachu Pichu とこげ茶色のNazcaを使うことにする。今回は棒編みで鹿の子編みにトライ。名前がかわいらしくて幼児にぴったりだし、母が以前、鹿の子編みは機械ではできないと言っていたのを思い出し、手編みを誇示しよういう目的もあった。しかし、あとでよく考えてみると、鹿の子ポロシャツとかありますよね。あれは明らかに機械でつくったものですよね。。。

さて、今回も輪針を使う。5.5ミリ。毛糸玉のラベルのゲージ表示によると10cm20目だということで、今回は頭まわりを45cmくらいにしようと計画し、一般的な作り目を86目する。

一段目は混乱を避けるために、表編みでする。2段目から表とを交互にして、鹿の子編みをする。時々表と裏の順番を間違えてやり直すこと数知れず。さらにやり直すのがうまくいかず、目がとばされてしまって穴のできてしまった箇所が二つ。後で適当にうめて隠しました。

しかし今回はねじれることはなかったので、それは進歩としておこう。さらに、最後に糸を引っ張ってつぼめるのも、今回はうまくできた。

ということで基本の帽子ができあがった。

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しかし、予定が大幅に狂って、自分でかぶれるくらい大きくなってしまった。頭まわりが50cm近くある。小さすぎの次は、大きすぎ。なかなかうまくいかないなあ。

大きいので耳あては必要ないかとは思ったが、幼児なのであった方がよいだろうと、今回も耳あてをつけることにする。







棒編みの耳あてのつくり方は 「はじめてさんの手編みレッスン:マフラーと帽子&こもの」(日本ヴォーグ社)の49-50ページを参考にする。本には14目拾うと書いてあるが、甥は福耳なので、16目拾う。

8段まっすぐに編んで、そのあと減らし目をしていくのだが、どうも写真を見ても把握できない。他に説明はないかと「減らし目編み方」でググってみると、Rowan の「How to Knit」の減らし目のページが出てきて、多種多様な減らし目の仕方の名前の列を前に愕然。さらに混乱する。左上、右上、中上、2目一度、3目一度、ねじり等の呼称が様々に組み合わさって、さらに表編み用と裏編み用がある。一体どういうことなのだ。

これは複雑すぎるから、もう適当にして切り上げようか、と一度は思うが、修行中の身、投げ出してはいけないと考え直す。これはまず概念的に把握しないといけないようだ、と思い、問題を根底から理解しようとすることにする。

そこでさらにGoogle の検索結果を見ていくと、atricot さんのYoutubeヴィデオ「棒編み基本編(7)減らし目」が出てきた。これを見たら、「右上」とか「左上」の概念が一発でわかりました。背景にある図の上に両手を重ねて置いてくださったおかげです。atricotさん、どうもありがとう。

理解した頭で一からやろうと、それまでつくった耳の部分は全部ほどいて、拾い目からやり直す。今回は混乱することもなく、両耳ができた。

そのあとはまたポンポンをつけた。ひもはやはり危ないので、今回は無しにした。
こんなかんじ。

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夕刻に職場から帰宅して通りからアパートの敷地内に入ると、隣人と立ち話をしていたconciergeの息子に呼び止められる。ウチのアパートのconciergeは、初老の女性とその息子がやっている。正式には女性の方がconciergeなのだが、認知の困難性があるようで、事実上息子が仕切っている。

「マダム、お届け物がありますよ。」と息子に言われ、ああ、そうですか、なんだろう、とconciergeの家についていく。息子は様々な箱をチェックして、そのうちの一つを取り出す。かなり大きいので、私はびっくり。箱についたラベルはEMS(国際速達便)で、そこに日本で言うところのマル字の手書きで住所等が書いてあった。

そこでピンと来る。これは以前、ボンマルシェの毛糸の値段の高さに圧倒されていた時に、楽天の国際ネット販売で注文した毛糸玉ではないか。

楽天では、海外から注文できるお店もある。毛糸では、柳家というお店だけ海外に送ってくれる。パリでの毛糸の高さに辟易した私は、日本のネット販売の安さに動かされ、試しに柳家の「バーゲン会場」で1月13日に毛糸玉を注文していたのである。

以来、「注文が殺到しているため遅れています」というメール以外、何の音沙汰もなかったが、実は配送されていて、着いていたのであった。

フランスやドイツでは見たこともないが、日本では安価に手に入るパピーのシルクブレンド並太と、パリでは手に入るがものすごく高いノロの毛糸、スーパースラブを注文した。セールで前者は一玉390円、後者は一玉370円。

これまでの通信販売の経験により、20%の輸入税がかかるだろうということを予測していたのだが(税金を払わないと受け取れない)、今回はなんと、税金の請求・支払い無しに手に入れてしまった。とてもラッキー。

セール価格の毛糸玉の値段と、国際速達便の送料だけ払ったということになる。送料は非常に高いが、それでも、セール品なので、一玉455円、3.70ユーロの計算になる。送料を入れても、パリでの価格より安い。

さらに重量の関係からか、3合の米袋までおまけで入っていた。「恵那産特別栽培こしひかり」
日本の「特別」な米をもらって得をした気分になる。

さて、商品であるが。。。パピーシルクブレンド並太は、「えんじ」と「こげ茶」を注文したのだが、写真と違って、実物の「えんじ」は普通の赤です。ハイデルブルグの毛糸と似た感触で、非常に基本的な色。色の微妙な素敵さは、残念ながらパリの毛糸のような感動は無いと言えるであろう。 ただし、化繊の混じっていない、シルク混合の毛糸がこの値段で手に入るということは、パリでは無い。ということで、ありがたい。
ノロのスーパースラブはブルーっぽい色番号101を注文。質と値段は大変よろしいですが、あってもいいけど、無くてもOK、というかんじ。

基本的なものは、柳家のバーゲン会場で買うのがいいかも、というのが結論。ただし、輸入税がつかなければ。税金については、運を天にまかせるしかない。また注文するかどうかは、思案どころ。

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by iknit | 2010-01-26 04:35 | お店
Google で編み物情報を検索しているうちに、以前には出てこなかったパリの毛糸屋さんを発見。Le Comptoir というお店で、そのウェブサイトにはセール品の広告が出ている。土曜日の今日は朝から雨だったが、午後に雨が上がったので、行ってみるか、と足を延ばす。

お店は9区、対岸にあるので、また大嫌いな地下鉄に乗る。最寄の駅は7番線のCadet という駅だが、自宅からの路線の都合で、12番線のNotre-Dame-de-Lorette で降りる。

お店の住所は 26 rue Cadet 75009 で、車の入れない通りに面している。店構えはこんなかんじ。

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入ると、暗い店内の右手に各種毛糸が濃い茶色の木の棚に整然と並んでいる。お店の面積はCat' Laine よりも小さいかんじで、人が二人並んで通る隙間がない。先客が棚の前に陣取っているので、私はとりあえず遠くから眺めることにする。

高い。安くて7ユーロ弱。しかし、各毛玉、色が非常によい。微妙で品のある色合いのものばかり。ドイツとは全然違う品揃えだなあ、さすがパリだなあと、色の点には感心する。でも値段もパリ風。。。

しかしいくつかの棚には30%引き、40%引きの印がついているので、セール品に集中することにする。

毛糸は各種、各色、一玉づつだけ棚に並んでいて、何か触ってはいけないような雰囲気。実際先客は毛玉には一つも触らないで、ただじろじろと見たあと、これとこれ、と店員の女性に注文している。

ふと横を見ると、並んでいる毛玉で編んだ四辺がぶらさがっているツリーが棚の前にあった。その一つ一つに仕様も表示してある。そこで、セール品の名前と符号する四辺を探すことにする。

残念ながら、どれも化繊がまじっている。しかしその中でもベビーアルパカ84%、メリノウール8%、と書いてある極太毛糸が、手触りがやわらかく、気に入る。ちょうど甥のオレンジ色のコートに合うような、微妙できれいなレンガ色のものもある。本来一玉9ユーロだが、30%引きで、一玉6ユーロ30セント(800円)。

三色それを注文してみる。出てきた毛糸は棚で見るよりもさらに色がきれいで、うれしくなる。ラベルを見ると、Rowan のLimaというシリーズで、ペルー製。Machu Pichu、 Nazca、 Punoの三色を手に入れた。

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by iknit | 2010-01-24 07:46 | お店
最初に編み物をはじめたときに、オレンジ色のマフラーと帽子を対でつくるはずだったが、帽子に未だ手をつけていない。という訳で、今回は東京で買ったブリティッシュエロイカという名前のオレンジ色の毛糸にもどって、基本の帽子にトライ。

「はじめての棒編み:マフラー&帽子」(主婦の友社)28-31ページに出ている帽子のつくり方を参考にする。本では14、15号針を使って太い糸で編んでいるが、私の毛糸は10号の針を使うものなので、4.5ミリと5ミリかな、と見当をつける。さらに不器用なので、作り目を4本針にうつすなどという難技ができるかどうか不安で、4本針ではなく、輪針を使う方が容易なのではないかと考える。

Le Bon Marche (24 rue de Sevres 75007 Paris)の3階の手芸店でクロバーの4.5ミリと5ミリの40cmの輪針を買い求める。それぞれ7ユーロ50セント (955円)。

一般的な作り目ではじめる。しかし何目つくればよいのか分からない。本によると64目で頭まわりがだいたい53センチと書いてあるが、毛糸も針もずっと太いようなので、参考にならない。 しかし運良く、たた&たた夫の編み物入門の「はじめての帽子」がちょうどブリティッシュエロイカの毛糸を使っていることを発見。しかし7号針を使っている。それを鑑みながら、54センチの頭まわりに120目という指示を参考にして、だいたい100目強か、と見当をつけ、長さを計りながら、104目つくる。

そこから4.5ミリの針で一目ゴム編みをはじめるのだが、輪針は容易かと思ったら、ところがどっこい、編み始めは上下がはっきりしなくて、どうもねじれてしまうのです。2度ほどいてやり直した。3度目も実はねじれてしまったが、早いうちに気づいたので、力でねじりかえし、そのまま編み続けてしまった。どうにかごまかされたかと思います。。。

本によると、一目ゴム編みは8センチだということなので、8センチになるまで編む。15段だった。

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そのあとは、5ミリの針に変えるのだが、これがまた容易ではなかった。輪針でも結局針を変えないといけないので大変だということに気づく。

本ではメリヤス編みに移るのだが、マフラーと同じ格子の模様にするために、母のアイデアである5目づつ表編み裏編みの技をする。途中はこんなかんじ。

だいたい毛糸玉二つ目がなくなる頃に終わりにすることにする。本にしたがって最後の段は「左上2目一度」をして目を半分に減らす。



最後はまた本に従って、一つおきの目に糸を2周とおし、引っ張ってつぼめる。「内側」を先に引っ張って、次に「外側」を引っ張る、と本に書いてあったので、その通りにしたつもりだったが、「外側」がうまく引っ張ることができず、、「内側」の糸も「外側」の糸もだらだらと残ってしまう。まあ、兎に角つぼまったのでよしとすることにして、残った糸は裏に入れて適当にごまかす。

できた。こんなかんじ。マフラーはちょうど3玉使いました。

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by iknit | 2010-01-24 06:43 | 帽子
一歳になる甥が暮らすハイデルブルグには、毛糸屋さんがある。メインの商店街に一つあって、パリとは違ってものめずらしいので、以前から目をつけていた。今回編み物修行を始めたということで、訪問してみる。

ハイデルブルグの旧市街にある商店街通りHauptstrasseは、ドイツで一番長いとされる歩行者天国で、毛糸屋さんのWolle Roedel (Hauptstraße 99, Heidelberg) はそのちょうどまん中あたりにある。Wolle Roedel はドイツの大手毛糸メーカー兼毛糸全国チェーン店で、日本で言えばハマナカのようなものか。

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いやあ、入って仰天した。安い。兎に角、パリとは比べ物にならないほど、安い。なんとパリでは見たこともない、一玉1ユーロ代のものが何種類かある。それもセールではなく、正規価格だ。極太ウール100パーセント50gはパリのCat’  Laine で4ユーロ10セント(535円)だったが、Wolle Roedel メーカーブランドでソフトメリノ100パーセント50gは通常価格2ユーロ95セント(385円)。

なぜこの毛糸がこの価格でパリでは売っていないのか。EU内は自由貿易のはずではないか。実際、フランスの小規模農業生産者はEU自由貿易で散々な目にあっているではないか。にもかかわらず、消費者としてのフランス国民は、EU自由貿易の恩恵を受けていないということか。フランス国民は今こそ立ち上がれ、と真に憤りを感じる。

甥がオレンジ色の冬コートを着ているので、次は茶とオレンジ色の帽子をつくろうと考えていたが、どうも気に入ったオレンジ色がない。小さい店なので、デザインや色の種類が限られていることは否めない。ボンマルシェがいかに大きいかということを認識する。

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とりあえずメーカーブランドのSIENAという洗えるメリノウール100パーセント並太50g一玉3ユーロ45セントを、からし色と茶色を1玉づつ買う。さらに2ユーロ95セントの価格に動かされて、グレーのメーカーブランド・Soft Merino 極太も買う。
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店の主は英語が流暢なちゃきちゃきした女性。毛糸の玉についているPartie Number というものについて説明してくださった。この数字は毛玉を染めた釜を示しているそうで、Partie Numberが同じ毛玉は色合いが同じ、ということらしい。お店では編み物教室もやっているという情報も得た。

ハイデルブルグにはドイツ最古の大学があって、元祖「哲学の道」もあるし、森鴎外もドイツに留学したときははじめはハイデルブルグにいたという由緒ある街なのだが、同時になんと、米軍基地がある。フランスには米軍基地など全く無いが、ドイツは日本のように第二次世界大戦敗戦国なので、こんな由緒ある町に米軍基地があるのですねえ。という訳で、ハイデルブルグには日本人の観光客だけでなく、米国人も沢山いて、ハイデルブルグの商店街の方々は英語がとてもお上手です。

それは次に行った街外れの小さなお店の主も同じこと。まるで絵本から出てきたような大柄で丸い顔のほがらかな女性で、英語が大変お上手。

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この毛糸屋さんは甥の住んでいるところの近くで、商店街からはネッカー河の対岸のにある。Ladenburgerstrasse とLutherstrasse の角にある広場に面した小さなお店で、値段は5ユーロ前後で特に安いとは言えないが、イタリア製の毛糸が沢山揃えてある。見切り品籠からぴかぴか光る銀色のものと、これまた光沢のある紺色のものを買ってみた。紺色のは2ユーロ50セント(327円)で、銀色のは2ユーロ95セント(385円)。a0161826_555263.jpg お店のご主人によると、来年の秋冬は、久しぶりに紺色が流行するそうだ。
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by iknit | 2010-01-19 06:25 | お店
さて次は、ドイツはハイデルブルグにいる甥の帽子。
明日一歳の誕生日なのでその前につくりあげようとする。
相変わらず長編みでする。サイズがよくわからないが、ネットで「幼児用の帽子編み方」で探し、一歳だと頭の周りが40センチくらいか、と見当をつける。

パリからハイデルブルグへの汽車の中で、Linie 144 GALA 抹茶色の毛糸で わの作り目を12目して始める。2段目は倍に増し目をし、3-5段目は隔目に増やす。しかし大きくなりすぎた感じがするので、ほどいて、5段目からは増し目なしにする。

ハイデルブルグに着いて甥の頭にのせてみると、なかなかよいので一安心。さらに、ちょうど既製品のキャップがあったので、それに合わせて編んでいく。9段目からは茶色の毛糸で3段長編みを続け、最後に茶色の毛糸で細編みを二段する。

かぶせてみると、甥が泣き出してしまう。細編みは延びないので、ちょっときつい感じか。

ぎりぎりな頭まわりのため、耳にかぶせることができない。寒いドイツのこと、耳あてをつけることにする。泣いている甥をあやしながら、耳あてをつけるあたりに、毛糸の端で印をつける。

抹茶色の毛糸にもどり、長編みで12目、2段はそのまま編み、3段目から目を左右徐々に減らしていって、全部で5段編む。それを両サイドでする。

ふーん。茶色のぽんぽんもつけてみよう、と思いつく。ぽんぽんのつくり方は、とネットを探すと、色々でてきたが、とりあえず「たた&たた夫の編物入門」の「ポンポンの作り方」ページを参考にする。「厚紙」は手元になかったが、普通のA4の紙を適当に折って代用する。

指示通りに茶色の毛糸を50回巻いてみるが、できあがりは少なめな感じがしたので、やり直して、80回巻く。ベターです。

さらに耳あてにひもをつけようか、と悩む。デザイン的にはその方が格好いいが、ぶらぶらとひもがついていると危ない。しかし、ひもがついていると、首の下で結べることもできる。少し考えたあと、とりあえずつけておくことにする。

ひもは、ドイツまでわざわざ持ってきた「はじめてさんの手編みレッスン:マフラーと帽子&こもの」(日本ヴォーグ社)50ページを参考にする。茶色の毛糸を二本取りで鎖編みで18目。そのあと玉編みをして先を丸くして、最後は引き抜いてとめる。これを左右両サイドにする。

ご覧下さい、超大作ができてしまった!(フラッシュの反射、ごめんなさい。)

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