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パリの自宅に戻ってみると、先週amazon.fr から注文した編み物教則本が届いていた。

日本にアマゾンがあるように、フランスにもアマゾンがある。
日本のアマゾンに「洋書」という分類があるように、フランスのアマゾンには「livres en anglais (英語の本)」という分類がある。
もともと米国育ちでフランス語が苦手な私には大変有難いものである。
加えて、フランスよりも英国や米国の方が編み物が盛んなので、編み物の本は英語のものが良いだろう、とアマゾンを通して古本屋から編み物の教則本を注文してみた。

注文した3冊のうち、2冊はアメリカのもの、一冊はイギリスのもの。
3冊ではデータに限界があるが、この三冊を見たうちでは、アメリカのものはあまり感心しないです。
以下、お薦め順に。

a0161826_6293895.jpgイギリスからは100 Flowers to Knit and Crochet、「棒針編みとかぎ針編みの花100種」。
Lesley Stanfield というイギリスの女性が書いたもの。
これはお薦め。タイトルどおり、飾りにする花や葉が盛りだくさんに掲載されている。
かぎ針編みのものは編み図もついている。
この本が手元にあったら何かと便利である。
フランス語訳も100 fleurs au tricot et au crochet というタイトルで出版されている。






a0161826_14135314.jpg紫色の花。
















a0161826_1418435.jpgオレンジ色の花。
















a0161826_633385.jpg果物と野菜。

















他の二冊は米国出身の方々が書いたものであるが、何と言うか、色のデザインが感心しない。
テクニックに収拾してしまう傾向があるのかな。



a0161826_6335172.jpgSuper Stitches Crochet:Essential Techniques Plus a Dictionary of More than 180 Stitch Patterns、「スーパーかぎ針編み:基本のテクニックと180種の編み方辞典」。
これは全部にそれぞれ編み図がついている。











a0161826_6342457.jpg変わった編み方がついているのがまあ、いいかな。















a0161826_14274377.jpgモチーフが沢山出ている。
















a0161826_635213.jpgエジングもいくつか出ている。
















a0161826_6355366.jpgBeyond the Square:Crochet Motifs, 144 circles, hexagons, triangles, square, and other unexpected shapes、「四角を超えて:かぎ針編みのモチーフ、丸、六角形、三角形、四角形、その他変わった形のもの144種」。幾何学模様を目指して、変わった形のものがあるかと思って、注文してみた。
それぞれに編み図がついているところはよい。








a0161826_6362010.jpg三角とか楕円形とかあって、まあ、いいけど、色とデザインがいまひとつ冴えないというか、素敵とは言いにくいというか。。。
上記Super Stitches Crochetにも三角形や八角形は出ている。
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短期の滞在であったが、日本にいる間にここぞとばかり、安い編み糸を仕入れる。

まず、ネット販売で、ピエロさんから注文。
あまりの安さに目が白黒して、決断の仕様がないので、日本で特に安く手に入れられるものに焦点をあてる。
すなわち、麻である。
どうしてだか、ヨーロッパでは麻は高いのです。
気候のせいだろうか。麻が自生しないのかも。麻といえば、いかにも熱帯、亜熱帯なかんじですよね。

a0161826_51969.jpgまず、特売の雑貨ナチュラルシリーズ、リネン100パーセン、一袋五玉入りでなんと592円。フランスではありえない値段。
残念ながら今はもう売り切れみたいですが、私はかろうじて間に合った。ラッキー!













a0161826_553315.jpgさらにラミー100。
ラミーというのは麻の一種であるが、リネンとはまた違うものであるらしい。
英語ではramie と書いて、Wikipedia によると東アジア地域出身の植物だということで、中国が最大の生産地だそう。「最古の繊維用植物の一つで、少なくとも六千年は繊維に利用されている」ということで、エジプトのミイラをくるんでいる布にも使われていたらしい。
なんとトヨタのプリウスは2010年型からラミーからできた素材を使うらしい。

パリやドイツの毛糸店では見たことがないものなので、これを4色注文する。





a0161826_562454.jpgまた別に、毛糸蔵かんざわから、「和紙」からできているというカフェ木陰を注文する。
和紙と言われると、日本でしか手に入らないという気分になる。
しかし、よく考えてみると、レーヨンというのは、一様に、植物からできているのですよね。和紙みたいに。
「和紙」と宣伝するところが、マーケティングの勝利。
ラヴェンダー色。
赤いような色も注文したが、血の色みたいで、あまりよくない。
こげ茶をパリから注文しようかと現在思案中。





a0161826_572684.jpgネット注文の後は、オカダヤを訪問。
東京で手芸店と言えば、蒲田発祥のユザワヤと、新宿発祥のオカダヤである。
実家は西東京なので、昨今は新宿にもユザワヤがあるとは言え、気持ち的にはオカダヤの方が身近。
泣く子もだまるユザワヤであるが、オカダヤも捨てたものではない。
この綿100%のブークレヤーンが10玉一袋で1050円で売っていた。








a0161826_575961.jpgついでに、ハマナカのエコアンダリヤのこげ茶を買う。店頭販売では正規価格だが、ユザワヤにはなかったので、買ってしまった。
すっかり忘れていたが、小学生の時に、夏休みに近所の毛糸屋の子供用講習にいそいそと通っていたことを思い出した。エコアンダリヤを見てそれを思い出したのだが、おそらく当時はエコではない、ただのアンダリヤを使っていたのであろう。
なんだか透明のプラスチックの骨組みにいろいろと糸を通して、バッグをいくつもつくった。帽子もつくった。
ということは、私は全くの編み物初心者ではなかったのですね。
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by iknit | 2010-03-31 05:13 | お店
東京に来ている。
着いた途端、母がをこういうものをつくってくれと、なんだか長編みで編んだ丸いものを持ち出してきた。
日本で大流行中の、エコたわしというものだそうである。

エコたわしは別名アクリルたわしとも言うらしいが、アクリル100%の糸で編んだもので、これで拭くと、どういう訳か、洗剤無しで何でもきれいになるらしい。
兎に角大流行中で、編み図がそこら中に出ている。
例えばピエロではここ
手づくりタウンではここ
日本ヴォーグ社は「エコでかわいいたわし105」なる本まで出している。

母が友人からもらったというエコたわしは、長編みを丸くしたもの一枚のものであるが、一重では力が入りにくいということで、二重にしてしっかり握れるものをつくってくれというのが母の希望。

a0161826_2258863.jpgという訳で、ユザワヤで、アクリル100%、抗菌防臭加工という、まさにエコたわしをつくるために存在していると思われる糸を買う。
こういうものである。

色は両親の家の台所と風呂場の色合いに合わせて二種類選んだ。








a0161826_22593973.jpgこの糸を使って、こういう丸いものを二枚はいだエコたわしをひたすらいくつもつくる。

「わ」の作り目から立ち上がりの鎖一目のあと、細編みを8目。
2段目からは増し目をしながら長編み。










a0161826_2301217.jpgこんなもので、大変母に喜んで頂きました。
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by iknit | 2010-03-27 23:03 | 雑貨
ゴージャスよだれかけの第二弾。

今回は、ボンネットに合わせて本体をメリヤス編みで編む。

a0161826_3562158.jpg「一般的な作り目」で26目つくり、12センチ四方の四辺をメリヤス編みでつくる。

棒針は3.5ミリを使用。

最後は伏せ目をして終わり。












a0161826_3573199.jpgかぎ針3.5ミリに持ち替える。

ここで突然ブレードの登場。
以前帽子のリボンに利用したものと同じものである。

まず鎖編みを60目する。そのまま、四辺の上辺を細編みで拾いながら続ける。
上辺を拾ったあと、さらにもう一方の側も鎖編みで続ける。
この時、次に続く段の模様編みが6目一模様なので、鎖編み目と細編み目が合わせて6の倍数になるようにするとよい。
私の場合、拾い目の細編みが27目だったので、続く鎖編みを63目して、全部が150目になるようにした。

引き返して、以前のブレードと同じ模様を編む。
すなわち、長編み+鎖編み4本を同じ目に入れていくもの。
これでブレードのひもと、上辺の飾りができる。



a0161826_3582357.jpg残りの辺に模様をつける。

残りの辺の目を細編みで拾う。
ひっくり返して、上記ブレードと同じ、長編み+鎖編み4本を同じ目に入れていく模様をしていく。
その次の段は、ボンネットの模様の最後の段と同じように、鎖編み三目と細編み一目を前段の長編みと長編みの間に入れていく。








できた。
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2ヶ月の姪にボンネットをつくったのはよいが、おそろいには一体ナニをつくればよいのだろう。
東京の夏はショールなど必要ないし。。。

散々考えたあげく、よだれかけをつくることにする。
よだれかけはいつも服の上にするものだから、帽子をかぶっているときにもよく見えて、おでかけの時におそろいだとかわいいだろう、というのが今回の判断の理由。

よだれかけはすぐ汚れるので、取り替えられるように、二枚つくろうと考える。
今回はその二枚のうちの一つ。

まず大きい花のモチーフをつくって、よだれかけ本体とする。
かぎ針3.5ミリを使用。

a0161826_394940.jpg「わ」の作り目から、立ち上がりの鎖一目のあと、細編みを8目する。
増し目をしながら4段細編みで編む。すなわち、二段目は各目増し目、三段目は隔目を増し、4段目は三目に一目増す。

次は二目おいた三目めに、長編み4目の玉編みをして、鎖編みを二目続ける、というのを繰り返す。

その次の段は前段の玉編みの頭に、長編み三目の玉編みを二つづつしていく。その時に、玉編み二つの間に鎖編みを二目する。玉編み二目と次の玉編み二目の間は鎖編み一つでつなげる。

その次の段は、細編みと鎖編み三目を玉編み目の間に入れていく。

その次の段は、前段の鎖編み三目に、長編み一目+鎖編み一目を4回して、次の鎖編み三目に細編みを入れる。これを繰り返す。

直径15センチくらいになる。

a0161826_3126100.jpg小さい花のモチーフを二枚つくる。

これは「わ」の作り目から、細編みを8目して、それぞれの目に長編みを二本づつ入れていく。
長編み二本と長編み二本の間は鎖編み二目でつなげる。
長編み二本と長編み二本の間に、細編み+鎖編み三目を入れていく。
最後は、大きい花のモチーフの最後の段と同じで、鎖編み三目に長編み+鎖編み一目を4本入れていく。

この小さい花のモチーフを、大きい花のモチーフの上部左右につける。

上部の辺を引き抜き編みで縁編みをして、少ししっかりさせる。
続けてひもをつける。鎖編みを60目して、引き抜き編みで戻る。
もう一方にもひもを同じようにつける。
できた。
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法事で来週東京に行くことになった
東京ではめでたくも1月に姪が生まれた。
従兄弟も兄弟も皆男ばかりの私にとっては、はじめての女の子の血縁ができたので、感無量の思い。

ということで、今回東京に行く際には、やはりこの新しいくやってきた女の子に何か編んで持っていかないと、という思いになる。

女の子だから、ふりふりが沢山ついたボンネットをつくろう!と決める。
これからは湿度の高い季節が続く東京、ということで、Cat' Laine で買った麻と木綿混合のKatia Linenの、赤ちゃんらしい生成りの糸を選ぶ。

編み方は「棒針あみとかぎ針あみ かわいいベビーニット」(日本ヴォーグ社)の最初に出てくるボンネットの編み図を参考にした。

a0161826_235813.jpgまず棒針3.5ミリを使い、メリヤス編みでこういう形のものをつくる。
作り目は66目、34センチした。
高さが9センチになったところで、左右の目を12センチ、24目づつ休め、中央の10センチ、18目を編んでいく。
これが12センチになったところで、伏せ目









a0161826_2353785.jpg上の写真のaとbの辺を、左右はぐ。
こうなります。














a0161826_236171.jpg首まわりになる下の辺に、縁をつける。
まず細編みで目を拾って、次に長編みを二目、鎖編みを一目していく。
さらに鎖編み三目のかざりをつけながら、細編みを一段する。











a0161826_2362780.jpg顔のまわりになる辺に、飾りをつける。
まず細編みを一段して目を拾い、そのあとは長編みと鎖編みで模様を編む。













a0161826_2373459.jpgひもを編む。
鎖編みを80センチして、引き抜き編みで戻っていく。
これを下の部分の縁の長編みの間に通す。












できた。上品で素敵。
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丸のモチーフを沢山使った帽子をつくったので、いつものようにおそろいでスカーフをつくる。

丸のモチーフをただつなげると、レイのようになって(ハワイの)、それはそれで良いのだが、ちょっと冴えないかんじなので、丸を四角の枠に入れたモチーフをつなげようと考える。

a0161826_348442.jpg丸を四角にしたモチーフとは、すなわちこういうモノです。

今回は丸をこげ茶とラヴェンダーでつくって、枠を紺にする。













a0161826_354587.jpg丸を四角にするのは、丸からさらに一手間かかる。

まず丸をつくって、最後の目は、立ち上がりの鎖目に針を入れて、枠用の紺色の糸を引き抜く。
立ち上がりの鎖目を一目する。

次に、その段の変わる位置から90度、180度、270度の目にそれぞれ印のクリップをつける。







a0161826_3544332.jpg立ち上がりの鎖目に戻って、左隣の前段の細編みの頭に細編みを一目する。
そのあと、鎖編みを8目つくる。

クリップを入れた目の一つ手前の目に細編みを一目する。












a0161826_3553526.jpg続けて、クリップを入れた目とその次の目にも細編みを一目づつする。

鎖編みを8目して、クリップの前後とクリップを入れた目の計三目に細編みをする。
これを続ける。












a0161826_356984.jpg最後は立ち上がりの目の手前の目に細編みを入れる。
















a0161826_3572153.jpg枠の二段目は、まず立ち上がりの鎖目をして、その左隣の目に細編みをする。
その次の目から4目、細編みをする。
鎖目を三目して角をつける。

前段の鎖目4目に細編みをさらにひとつづつ、4目する。
続いて前段の細編み3目に細編みをひとつづつ、計三目する。









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続いて細編み4目、鎖目3目。このように細編みを7目、鎖目3目を続ける。

できた。
6cm角になりました。











丸がこげ茶のものと、ラヴェンダー色のものをそれぞれ6枚づつ、計12枚つくる。
これを交互につなげて、最後に縁を揃えるために細編みを一周つけて、さらに引き抜き編みを一周して、終わり。

帽子とスカーフをして会社に行ったら、デザインが非常に洗練されていると、お褒めの言葉を沢山頂きました。
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パリは春が来たかと思ったら、ところがどっこい、先週はまた気温が下がってしまった。
おかげで、どこからか流行風邪をもらってきたようで、毎晩8時半には就寝する状態が続く。
修行には大層な妨げである。

そんな状況なので、超カンタンな小さい丸モチーフを毎晩少しづつ作って、帽子にしてみる。

帽子のデザインとしては、先週あったゴルチエの2010年秋パリコレクションからヒントを得て、後ろに丸モチーフがつながったものが、編んだ髪をお下げにしたように垂れるようにしようと思う。
例えばこのニューヨークタイムズの写真の真ん中のものをご覧下さい。
後ろ姿も右側の写真にちらっとでている。
このデザインの帽子が沢山使われているのだが、ペルー風だということだそう。
冬になったら是非こういうのをつくろうと思いながら、とりあえず今回は、うしろにリボンのように布地が垂れ下がっているところに目をつけてみた。
さらにこういう三つ編みのお下げをつけ毛のようにしたものもある。

a0161826_0242060.jpg丸モチーフはそれぞれ一色で、三色つくる。
先週末にハイデルブルグで買った
Mille Fili の紺とラヴェンダー色、それからCat' Laine で買ったLinie 163 Bingo のこげ茶を選ぶ。

編み針は、かぎ針3.5mm。










a0161826_025810.jpg丸モチーフのつくり方はカンタン。細編みだけである。

まず鎖目を「わ」にするつくり目からはじめる。
鎖編みを6目して、最初の目に入れて引き抜き、「わ」にする。












a0161826_0254062.jpg立ち上がりの鎖目を一目して、輪に針を入れながら細編みを12目する。
立ち上がりの鎖目の針を入れて引き抜き編み。

次の段。立ち上がりの鎖編みを一目して、前段の細編みの頭それぞれに細編みを二目づつしていく。
最後は立ち上がりの鎖目の針をいれて、引き抜き編み。








a0161826_0261615.jpg立ち上がりの鎖目を一目したあと、前段の細編みの頭に、細編みを一目、二目、と交代にしていく。

これで終わり。

直径4.5センチの丸になった。











a0161826_0264379.jpg紺、ラヴェンダー、こげ茶をそれぞれ12枚づつ、全部で36枚つくる。
18枚を横につなげたものを2本つくる。
その18枚を2段にしてつなげるのだが、その時に一方は右に7枚、もう一方は左に7枚づらして、中の11枚を上下つなげる。
上下つながったところを輪にしてとめる。
残った7枚づつは後ろに垂らしておく。










a0161826_0272282.jpg帽子のトップを編む。
ラヴェンダーの糸で、「わ」の作り目から細編みを10目してはじめた。
「わ」をひきしめる。
二段目から15段目まで格段増し目をしていく。
そのあとは増し目なしで17段まで編み、糸を紺色に変えて一段編む。
周囲が49センチくらいになった。









a0161826_028126.jpg紺色の糸で引き抜き編みをしながら、丸の焦点部分をそれぞれ4目づつ拾っていく。
すなわち、拾う目の無いところは、ただの引き抜き編み。
拾う目のあるところは、丸の鎖を拾いながら、引き抜き編み。

こんなかんじになった。










a0161826_0284043.jpgここで終わりにしても、なかなか変わった、髪飾りのような帽子になるので、それでもよし。
しかし、夏にはやはりつばがあった方がいいだろう、とつばをつける。

今回は後ろに飾りがあるので、後ろが開いたつばにする。
後ろのモチーフの下辺の目を6目づつ細編みで拾っていく。
拾う目のないところは、鎖編みでつなげる。

そのあとは往復編みで細編みをしていく。

最初の3段は増し目無しで、そのあとは一段おきに増し目をしていく。
両端は時々減らし目をして、カーヴをつける。

16段編んだ。
糸をラヴェンダー色に変えて、縁編み。
細編みを一段して、引き抜き編みをする。


できた。
前から見た図と、後ろから見た図。
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by iknit | 2010-03-15 00:51 | 帽子
ドイツはハイデルブルグで糸を買う。

旧市街の商店街にあるWolle Rödel に行く。
パリのアウトレット店のCat' Laine でありがたそうに買っている自分が情けなくなる値段。

a0161826_4372927.jpgコットン100%の自社ブランド Mille Fili
なんと一玉1ユーロ95セント(240円)。
この値段だと、何色も集めることができる。

今季流行の紺色と、これこそラヴェンダー色(青みがかった紫)。










a0161826_438939.jpg基本の黒と鉄色。














a0161826_4383466.jpgツイードの糸もある。
Lambada という名前で、これもコットン
100%。
一玉2ユーロ95セント (363円)。
Le Bon Marche のセールでありがたく買ったのと全く同じオレンジと茶のツイードのものがあって、亡然。









a0161826_439737.jpgさらに、甥のアパートそばのお店にも行く。
ちょうど春夏ものを卸していたところ。

このおそらくスイスのメーカーであるLangAmalfi というもののゴールドが変わっているので、買ってみた。
イタリア製で、70%コットン、30%ナイロン。
4.95ユーロ(610円)。
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by iknit | 2010-03-09 04:43 | お店
モチーフは不器用者にとっては大変ありがたいものである。
複雑な模様編みをしなくても、素敵な模様をつけることができるから。

特に幾何学模様は、これから流行のきざしかも。
今はFashion Week の季節ですが、例えば2010年秋の Prada のコレクションMarc by Marc のコレクションをご覧下さい。
Oscar de la Rentaも、すそのあたりに幾何学模様が見えるのが素敵。

是非、幾何学模様のモチーフを考案して、どしどし編み図投稿サイトに出してくださいね。

前置きが長くなったが、という訳で、またモチーフを使って、今回ははじめて「着る物」に挑戦。
とは言っても、はおり物であるが。

ドイツでは夏になっても、夜は気温が下がって肌寒いこともあるので、帽子と同じリネンとコットンの糸で、一歳の甥の春夏用ケープをつくることにする。

a0161826_19465512.jpgまずモチーフから。
今回は、帽子の時のモチーフに、さらに一回り(一段)細編みを足した。
8センチ四方になる。

配色の仕方を変えて二種類つくった。










a0161826_51466.jpgこれをそれぞれ4枚づつ、全部で八枚つくり、つなげる。
長さ68センチくらいになった。













a0161826_1948384.jpgつなげたモチーフの上下の辺から、長編みをして行く。
まず、上部。
モチーフの編み目に一目づつ長編みをまず入れた。
二段目からは減らし目。
二段目は、各二目を減らした。すなわち、各二目を拾って、一目にした。
三段目は、各三目を二目にした。すなわち、一目おきに二目を拾って、それを一目にした。
上の辺の長さは45センチになった。




a0161826_19483732.jpg下の部分をつくる前に、ボタンをつけてみる。

こんな便利なボタンを Le Bon Marche で見つけた。

ドイツの手芸用品メーカー Prym から出ているもので、Creative Buttons という名前がついている。
自分で糸をまきつけて好みのボタンができるというわけ。

不器用者にとっては大変ありがたい。



a0161826_1949520.jpg糸をまきつけてみた。
面倒なので、ただ中心からまきつける、最も単純なものにした。













a0161826_19493519.jpgボタンループは、鎖目を16目して、鎖目の裏山を拾いながら、引く抜き編みでもどる。
最後に両端をつけて、ループにする。












a0161826_1950678.jpgボタンをつけたところ。
もうこれで終わりにしてもOKなくらい素敵。














a0161826_19553654.jpg下の部分を編む。
下の部分は、以前マフラーをつくるときにした、二目の長編みを同じ目に入れて、V字の模様にする編み方でざくざく編むことにする。

一段目は、モチーフの目を一つおきに拾い、それぞれの目に二つ長編みをしていく。
二段目からは、前段のV字の口が開いている部分を束に拾って、それぞれに長編みを二つづつしていく。

途中、二段目と7段目で、ほんの少し増し目をした。
10目に一回、15目に一回くらい。

途中で糸を変えて、ボーダーもつけていく。
裾は、引き抜き編みをする。

首まわりもひきしめた方がよいかと考え、上の辺から目を拾って、細編みをする。
減らし目をしながら三段編み、最後は引き抜き編み。
首周りは、20センチになった。

こんなかんじ。
小さい大作ができた。

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