<   2010年 09月 ( 25 )   > この月の画像一覧

おととい、島流し先から本土に戻って来る。
Fiatでローカル道路をのったりのったりトスカーナ地方を横切る。
オリーヴ畑や松の木が茂った丘陵が続く、絵に描いたようなイタリアの景色。
上り下りのカーヴが多い。後続の地元の人をイライラさせながら、制限速度きっちりで行く。

シエナの西北、フィレンツェの西南の小さな中世の町Colle di Val d’Elsaで泊まることにする。Fodor's という愛用の観光ガイドブックによると、高い町と低い町の二部に分かれているということ。私が大好きなパリの東、シャンパーニュ地方との境近くにあるProvins という中世の町がそういう上下に分かれた形態をとったところなので、ここもいいかもしれ、ないと、行ってみることにする。
着いてみたところ、期待を上回る、とても魅力のある町。
特に見るべき遺跡や建物は無いが、町を数時間歩き回るのは大変楽しい。
上り下り、くぐり、渡り、が次々にあって、遊園地みたいな町。

a0161826_5284057.jpg非常に変わったものとしては、これ。
トスカーナの丘陵を背景にした中世の町並みの中に突如、モダンなデザインの箱がドカンと置いてある。
なんと、上町と下町の間にある公共エレベーター。
これは上階の部分。








a0161826_5294484.jpg下階の乗り降り部分は石の洞窟トンネルをくねくねとくぐった奥にある。













a0161826_5301549.jpgこのトンネルはアートギャラリーにもなっている。
Colle di Val d’Elsaはクリスタルガラスを生産する町としても知られているようで、クリスタルガラス製品を売る店が沢山あり、トンネルの左右にもクリスタルガラスのアート作品が展示してあった。
このつららのような、樹氷のようなものは、花のつぼみをイメージしているかんじ。







a0161826_5305685.jpg離れ島に比べて花模様は格段に減ったが、それでも教会に行くと花模様がある。
これは下町の教会の祭壇にかかっていた布の模様。
シンプルなラインで、同時に手の込んだデザインで、見事な仕上がり。










a0161826_5312788.jpgこれは上町から細い石の橋を渡ったところにある修道院の教会で、壁に描かれたマリア様の着ている服の模様。

色が素晴らしい。










a0161826_532192.jpgこれは上町の民家の窓にかかっていたもの。



















話は変わって。。。
うろうろと歩いていると、フランスでよく個人経営の素敵なホテルやおいしいレストランについているRelais et Chateaux の印がついているレストランを見つけた。折角なので行ってみることにする。
おいしいけど、高い。150ユーロ払った(一人分)。おいしいけど、パリだったら100ユーロくらいのおいしさのような感じ。しかし、一皿の量がパリよりもかなり多い。もっとも、私はアラカルトで頼んだので、皿数の多いお試しメニューにすれば、一皿の量がパリ風かも。さらに、よく訓練されたウェイターさんが沢山いて、サービスが良い。
あとで調べたところ、トスカーナ地方で今一番おいしいとされているレストランだそうである。Arnolfo という名前で、上町にある。
月曜日なのに、テーブルは一杯だった。予約した方が良いでしょう。電話番号は+39 0577920549で、お休みは火曜日と水曜日。
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毎日食べすぎでお腹がちくちくとしてきた不器用者。
何しろ、三大好物が限りなく存在するのである。
私が大好きなのは、麺類、貝類、天ぷら。
このうちはじめの二つ、麺類と貝類が合体した恐るべき食べ物がエルバ島ではどこにでもある。
島の果ての村にもある。
すなわち、あさりのスパゲティ。
毎日一度は食べている。今日は二度も食べてしまった。。。

天ぷらは、これも島の果てまで、どこでもある。Friturras というのが揚げ物のこと。
本当は精進揚げが大好物なのだが、ここでは小魚、えび、イカを揚げたものしかない。
以前ローマでズッキーニの花の天ぷらというものを食べたが、ものすごおおおおくおいしかった。
ここには残念ながらない。
という訳で、小魚、えび、イカの天ぷら盛り合わせも毎日一度は食べる。

もちろん、毎日あさりのスパゲティと天ぷら盛り合わせしか食べない訳ではない。
毎日一度はあさりのスパゲティと天ぷらの盛り合わせを食べ、その他にも色々と食べているのである。
イタリアンジェラートだって、当然のことながら、食べている。
どうりでお腹も痛くなる訳である。

さて、花模様の話の続き。
エルバ島の人は、麺類と貝類以外にも、花が大好き。
家の軒先には、丁寧に育てられた花々が咲き乱れている。

a0161826_76596.jpgナポレオンが生まれたコルシカ島はシックな高級リゾート地だが、島流し先エルバ島は、コルシカとは打って変わって質素な、ひなびた島である。
崖にへばりついたように天井の低い質素な家が並んでいるのだが、その玄関先に鉢植えの花を置いていたりする。

これはMarciana という山中の村の通りの様子。

東京の下町で、盆栽を軒先に並べるのと似た感じもする。











本当の花だけでなく、花モチーフも盛り沢山。
それも、ナポレオンの派手なだけのものと違って、花の可憐な丸みと生き生きとした感じを上手に表現している。
昨日、ナポレオンの派手な花モチーフを紹介した際に、それとは対照的な壁の可憐な花模様も掲載したが、まさにその壁の花模様の系統がエルバ島の人々の趣味のようである。

以下、そのさわりだけ紹介。花模様だらけなので、これでもさわりだけなのです。。。

a0161826_6531344.jpgこれはPoggio という、これも山の上の方の、崖にへばりついたような集落で見かけたもので、民家の窓にかかっていたレース模様の布。











a0161826_6535256.jpgこれもPoggio で見たもので、とても小さな教会の天井の模様。














a0161826_65558.jpgMarciana の教会の祭壇の側面についていた印。













a0161826_6553181.jpgこれはCapoliveri という、エルバ島では珍しくシックなかんじの町で見かけたもの。アーティストの方々が住んでおられるのか、アートギャラリーやハンドメイド小物の店がある。これはある店のウィンドウにあった銅製の花アクセサリーシリーズの一つで、ペンダントトップ。









a0161826_6573368.jpgCapoliveri の教会で、祭壇にかかっていた布のエジング。














a0161826_705378.jpg「ひまわり」という名前のアクセサリー屋さんの看板の、言ってみればエジング。Capoliveri。












a0161826_754818.jpgCapoliveriの民家のベランダに干してあったブランケットだかシーツだかの刺繍。













a0161826_72574.jpgエルバ島で一番大きい町Portoferraio の靴屋さんのカーテン。














a0161826_723594.jpgPortoferraio の食堂のナプキン止め。














a0161826_731460.jpgPortoferraio で買い物をした際に、こういうポリ袋に買ったものを入れて下さった。














a0161826_734493.jpgPorto Azurro という小さめの港町の貝のネックレス。













a0161826_74978.jpg果ては、男性用下着だか水着だかもこんな花模様。Porto Azurro で。














こう色々な場面で遭遇すると、花模様に何やら深い意味があるのではないだろうか、と勘ぐってしまう。
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エルバ島に来ている。
トスカーナ地方の沖には諸島群があって、その中で一番大きいのがエルバ島。

ピサからは車を借りる。一番安いフィアットのパンダという車。
のったりのったりと南へ一時間強、Piombino という港町に着く。
そこからフェリーに乗って小一時間。エルバ島で一番大きい町、Portoferraio に着く。

a0161826_273155.jpgアプローチはこんなかんじ。
山がちで絶壁が多く、景観的には、ご近所のフランスの島コルシカと似ている感じだが、迫力は欠ける。コルシカの方が、絶景。











a0161826_281959.jpgエルバ島は、フランスの皇帝ナポレオンが島流しに送られたところ。
1814年5月に着いたあと、ナポレオンは結局ここに一年もいなかったのだが、以来それで有名になってしまった。
これがナポレオンが島流し中に住んでいたお屋敷。
やはり島流し中、かのナポレオンにしては、質素な家。
記憶違いかも知れないが、水車小屋を改造したものだと、何かで読んだ。





家の中には当時の調度品が置いてある。
フランスから持って来たのか、それとも単に彼がそういう趣味なのか、これがまた仰々しいデザイン。。。
以下、また花モチーフシリーズでその感じを紹介する。

a0161826_284353.jpg椅子。














a0161826_294878.jpgこれはストゥールの飾り。















a0161826_210672.jpg大理石のコンソールの角についている花。














a0161826_2103070.jpgこれは壁にちょとついていた模様。
花の影のようで、躍動感もあるし、これは素敵なデザインだと思う。
壁についているということは、地元の人の仕事かしら。。。
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休暇中の不器用者である。
休暇は楽しい。休暇はうれしい。
毎日早寝遅起き。

どこで休暇を過ごすことにしたのかというと、イタリアはトスカーナ地方。
昨日はピサに着いて、そこに一晩泊まる。
ピサはいつも通り過ぎるだけ。今回も通り過ぎるだけの予定だったのだが、ストのニュースに恐れおののき、予定より一日早めに出たので、折角だからと、ピサで下りてみることにした。

いやあ、街が空港のすぐ近くなのですねえ。あんなに空港が近い街ははじめて。なんと歩いても30分かからないらしい。空港からちょっと寄るには便利の良いこと、この上ない。
下りてみると、ピサは、フィレンツェやローマやヴェニスやナポリと違って、とても普通の街。大学も街中にあって、若い人が沢山。

フランスから行くと、イタリアというのは、物のデザインが素敵で感銘をうける。しかも、芸が細かくて、仕事が丁寧。いかにも文明が深いかんじ。
比較的普通の街のピサも、さすがイタリアで、素敵な模様が街のあちらこちらに散りばめられている。
以下、ピサで見かけた花のモチーフをいくつか集めてみた。

a0161826_621277.jpgピサと言えばピサの斜塔だが、これはピサの斜塔の外壁についていた模様。
繊細な丸みのあるとてもきれいな花。












ピサの斜塔がくっついている聖堂の入り口の扉の上についている模様。
色が素晴らしい。
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a0161826_6253346.jpgこれは泊まったホテルの床のタイルの模様。
1839年からやっているホテルだそうである。



















a0161826_6271050.jpgこれはベッドにかかっていたカヴァーの模様。













a0161826_627433.jpg通りすがりの服屋さんのウィンドウにはこんな花ネックレスがかかっていた。
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土曜日に買った「変な」糸試しの続き。
昨日は諦めて、薔薇のコサージュつきチョーカーネックレスにした。

しかし、未だ糸が丸々残っている。
さらに困ったことに赤のものと紫のもの、2玉づつ買ってしまった。
同じ色のコサージュネックレスをただ沢山つくる訳にもいかない。
何かこの糸の利用方法を考えないといけない。

お店の人の説明に沿って、5目か6目の作り目で編んでいくと、昨日掲載した説明書の写真のようなスカーフになる。
それでは、横に長く作り目をして編むとどうなるのであろう。

という訳で、70目作り目してみる。

a0161826_6345498.jpgこれが二段目まで編んだところ。
編みにくいことこの上ないのは同じ。
骨が折れるだけで、編み物の重要な醍醐味である、あの、細々と小さい動きを繰り返すことによって生じるトランス感覚が全く無い。
たった2段編むのに、2時間かかった。。。
今日は2段でやめる。









さて、どうやって終らせたら良いのであろう。
まさか、これをさらに伏せ止めするということではないであって欲しい、と願う。

しかし説明書を見ても、全く分からない。
ググってみたが、同じ説明書がでてきてしまった。。。

試しにフランス語でググってみたところ、なんとこの糸の閉め方について質問をしていたフランス語使用者がフランスの編み物フォーラムにいらっしゃったのである。ありがたいお方である。
返事は一つだけあって、大変残念なことに、「私はいつものように普通にやってます」というものであった。

「普通にやる」(normalement)というのは、どう考えても「伏せ止め」という解釈以外にない。。。
仕方がないので、さらに30分かけて伏せ止めをする。
最後の最後はうまくいかなくて目がほどけてしまったが、もともと編み上がりがはっきりしていないデザインなので、途中も最後も目を外しても全く問題ない。

さて、できあがりは、縦に編んだ写真のものとあまり変わりがない。
がっかり。
まあ、渋い赤のスカーフが欲しいと前々から思っていたので、それが手に入ったというだけでも良いことにする。
しかも糸はまだ一玉の半分強残っている。
大変効率の良い糸だと言えるとしておこう。

結論としては、この糸の利用可能性としては、贈り物に最適、ということ。
薔薇のコサージュのチョーカーネックレスをこの糸で作ると、時間的にも価格的にも安上がりで、同時に見た目がゴージャス。

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さて、話は変わるが、この木曜日はフランスでは全国大ストがおこなわれるというニュースが今日の午後届いた。
フランスでも日本や他の先進国のように、年金制度改革が政府から提示されているのであるが(大雑把に言うと、年金受給開始年齢が上がるというものである)、それに反対するストが最近続いている。
フランスなので、ストは日常茶飯事であるが(2週間ほど前にもあったばかり)、今日来たニュースによると、今度の木曜日はかなりシビアらしい。空港管制官がストに入るので、シャルルドゴール空港からの飛行機は少なくとも30%キャンセル、オルリー空港からの飛行機は少なくとも50%キャンセルが予定されている。
パリ旅行中、あるいは予定の方は重々お気を付けを。空港から、あるいは空港に行く鉄道、パリの地下鉄は止まるか、本数が減らされることになるであろう。

不器用者は木曜日から休暇に出る予定していたのであるが、今日の午後のニュースを聞いて、明日の水曜日に変更。1月から働きづくめの不器用者。待ちに待った休暇なので、フライトの高額変更費用を払っても、木曜日、金曜日の混乱を避けたい。上司に一日早く休んでもよいか懇願したところ、快く許可してくださった。ありがとうございます。

という訳で、明日から2週間弱、修行もお休みの予定。
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土曜日に15区の手芸店で手に入れた「変な」糸を試してみる。
開くとネット状になるもの。
スペインのメーカーKatia の糸である。
糸の写真は土曜日の不器用者ブログをご覧下さい。

説明書は棒針編みで示してあって、お店の人も棒針編み(あの、英語で言うところのEnglish Knitting)で編み方を示して下さったので、 久しぶりに棒針を箱からとりだす。
サイズは、お店の人が、5ミリか5.5ミリと言っていたので、5.5ミリ。

a0161826_4581345.jpg説明を見ながら、作り目をする。
作り目というのは、ネットに棒針をだいたい2.5センチ間隔で通すということ。
この通した部分が一目となるらしい。
お店の人が5目か6目、と言っていたので、適当にそれくらいしてみる。









説明書は5ヶ国語で買いてあるのだが、スペイン語ではリボンのことをベルトの女性形で言うということを学びましたね。
米国の中学、高校では外国語はスペイン語を選択していたのだが、ベルトはcintoだった。この説明書によると、リボンはcinta。
フランス語もそうであるが、ラテン系言語というのは、言葉からして根本的に性別役割がはっきりしているとものだ、とあらためてびっくり。。。

そもそも、私が「ネット状になる糸」と呼んでいるもののことを「リボン」ということ自体、なんだか、驚きというか、新鮮というか。
「リボン」の定義について考えたりする。「リボン」と「紐」と「糸」の間の違いは、具体的には何であろうか。

a0161826_458538.jpgこの5,6回通した部分が束になるので、それを一目とみなす。
この束に針を入れ、左手に持っているネット紐(日本風の編み方で左手に持っている、ということです)を適当に、2.5センチほど拾いながら、表目に編んでいく。
試しに集中していたので、ちょっと写真がとれなかった。ごめんなさい。

これが二段目まで編んだところ。
こういうひらひらしたものができる。




しかし、非常に編みにくい。
ネットを成している糸が細いので、これを5.5ミリの針で拾いながら編んでいくというのは、不器用者には容易ではない。

a0161826_562826.jpgこんなに苦労して続けていくと、こういうスカーフになるということ。
写真が悪いということもあるのであろうが、「こんな苦労をしてまで、こんなの欲しくない」という気持ち。
三段目でやめる。











a0161826_4594524.jpgしかし、できあがるフリフリ自体は、趣味の格子が幾重にも広がって、丸めてみると、とても素敵な薔薇のモチーフ。
そこで、これをコサージュにみたてて、ネックレスにしてみる。
すなわち、ネット状の糸を、ネットとしてではなく、紐として、編み目に輪に通す。








ただ通してあるので、紐を引っ張ると輪の大きさの調節ができる。
輪を大きくして頭からかぶり、そのあと紐の端を引っ張って、紐を引き締める。
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a0161826_51148.jpgさて、かぎ針編みだとどうなるか。
ただ網を鎖編みで何段か拾っていくと、これも薔薇になる。
これは私にとっては天地がひっくり返るような、驚きの知見。
すなわち、細い糸で格子模様の紐を編んで、それをくるくると編んでいくと、薔薇をつくることができるのです。。。!
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またまたO*hanaさん風ベルト転じてスカーフ・ラリエット
三度目にして、やっとなんとか満足のいくものができた。

a0161826_403199.jpg今回は格子模様を編みながら計算し、模様を見、編み、計算し、模様を見ながら編む。
どうにか見られるものになる。











a0161826_4108.jpgまたできるように編み図を描いてみる。














a0161826_411998.jpg今回はこういうリボンを使うことにする。
近所のデパートLe Bon Marche で買った。
2mしか残っていなかった。











a0161826_415640.jpgリボンを通し、ビーズをつける。
つけてみると、このビーズはあまり目立たない。
別のものにつけ代えようかとも一瞬思うが、面倒だし、リボンの存在感が強いから、とりあえずまあいいや。









a0161826_422130.jpg今回は両端は編み紐。
単にリボンが足りないからであるが、万が一ベルトとして使うにはこの方がよいだろうとも思って。













リボンのマットな感触の表面に細かい刺繍がしてあるので、カジュアルシックな仕上がり。
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Creative Commons License
O*hana-san scarf lariat/O*hanaさん風スカーフ・ラリエット by Amies Bijoux is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-ShareAlike 3.0 Unported License.
Based on a work at http://blog.livedoor.jp/hanatyan777/.
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15区にある手芸店に行く。
昼休みに通っている市営プールからの帰り道にあって、昼休みには閉まっている例の店。
先週からウィンドウにきれいな紫色のスカーフがでていて、それが気になっていた。

興味津々なのだが、相変わらずいつ通り過ぎても閉まっている。
今週は一度、運良くお店の人が店から出てくるその瞬間に通り過ぎ、すわつかまえて、「このスカーフの糸が見たいのですが」と話しかけた。
「あ、それはね、その隣にある糸よ。でも今昼休みに入るところだから、またあとで来てね。」とにっこり言われた。。。
日本や米国なら、店に入れてくれますよねえ。
一体売る気はあるのか、と思わせる、典型的なおフランス商売。。。

今日は土曜日なので、やっと昼休み外に行くことができる。

a0161826_4311332.jpgその方面に向かうと、お店のある通り rue Lecourbe では蚤の市が催されていた。

蚤の市なので、どうでもいいものを売っている店が次から次へと並んでいる。










a0161826_4314099.jpg蚤の市なので、どうでもいいがかわいいものも沢山売っている。。。
買わないようにするのが大変。。。













a0161826_4315915.jpg古いレースを売っている店もいくつもある。














a0161826_4321756.jpg買わないようにするのが大変。














a0161826_4325667.jpg我慢を続けたが、しかし、とうとう古本屋では買ってしまった。。。
今週はニューヨークのファッションショー写真を見ていたのがいけなかった。
ついそのイメージに影響され、昔のファッション写真集を買ってしまう。。。
Esprit Staron 1867-1986: rubans, soieries et haute coutureSomogy éditions d'art、スタロンのエスプリ 1867-1986: リボン、シルクとオートクチュール)
本自体はごく最近のもので、2007年版。
スタロンというのは、私は全く聞いたこともなかったが、当時国際的に非常に活躍したフランスの繊維業のブランドで、特にシルクとリボンが有名だったらしい。

a0161826_4331789.jpgパリ、ニューヨーク、ミラノ、ロンドンのオートクチュールに卸していたそう。
これは1955年のディオール。
素敵。。。
それに、今週のニューヨークのファッションショーのトレンドに通ずるものがある。









あちこち目が逸れてしまったが、目的の手芸店では目的の毛糸を手に入れる。

a0161826_4335679.jpgスペインのメーカーKatiaOndas というもの。
アクリル100%の糸であるが、非常に変わった糸である。
すなわち、左のような状態で売られているのであるが。。。









a0161826_4341824.jpg糸を開くとネット状になる。
このネット状になる状態を利用して編むということらしい。












棒針編みで編むことになっている。
編み方説明も写真つき、スペイン語、フランス語、英語、ドイツ語、オランダ語の説明つきで頂きました。。。
お店の人もデモして下さった。
一体どうなるのだろう。。。
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a0161826_435144.jpgついでにフランスのかぎ針編みの教則本もはじめて買ってみた。
250 points de crochet (Marie Claire)
花モチーフが沢山出ているし、さらに新しいところでは、tissage というものがあって、すなわち、かぎ針編みで織物をするという例が出ている。

全て編み図つき。





a0161826_4352019.jpgさらについでに、と言うのは言い訳で、うずうずしていたのであるが、o*hana さんのブログ「♪-*-* 花 花 花 *-*-♪《編み物ブログ絵日記》」に触発されて、全く逆方向のLe Bon Marche まで引き返し、モヘアの糸も買ってしまう。
Anny Blatt のもので、65%モヘア、35%シルク。

高いです。一玉7.50ユーロ。
でも、Rowan 等よりはずっと安い。
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今週は疲れた。
日中はまじめに業務に励み、夜中は初の注文に対応する。
今日は編み物はしない、早く寝る。

その合間に、ニューヨークではFashion Week。
2011年春夏のコレクションが発表された。
毎朝読んでいる新聞(ニューヨークタイムズの国際版International Herald Tribune)には日々最新のショーからの写真が掲載される

ファッションショーというのは、編み物と関係ないようであるが、大変面白いものである。
デザインの面での刺激が沢山。
ファッションショーの写真は毎回見ろ、という指示は、オランダ人の編み物友達の夫から受けた。
クロアチア人の彼は父親の代からの帽子職人。
オリジナルデザインのハンドメイド帽子を作って、アムステルダムの青空市場で売っている。
ウェブサイトをつくってネット販売したら、と薦めているのだが、既に注文対応に手一杯でそんな余裕はない、と頑固に昔風の商売をしていらっしゃるクラフター。

さて、今回のニューヨークのファッションショーは、全体的にレトロな感じ。
ヒッピーっぽいというか、花とボーダーとフリル、というか。

例えばMarc Jacobs の大輪の花使い。
Marc by Marc の足首にリボンを巻くという術は面白い。
Oscar de la Renta の50年代風なスタイルに花や格子をあしらったデザイン。

学びます。。。
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o*hanaさん風ベルト改善努力の続き。

a0161826_6192216.jpgベルト本体ができる。
今回は紺色のコットン糸で編んだ。
ドイツのメーカーWolle Rödel のMille Fili シリーズのもの。

編み図を計画してその通りに編んだのだが、デザインがあまりよくない。素敵な仕上がりとは言いがたい。
ランダムに編んだ最初のものの方がいいくらいである。
計画が悪かった、ということですね。
まだまだ修行が足りない。。。



a0161826_6201778.jpg最初のものと同様、花の中心にビーズを二粒づつ入れる。
さらに、細いリボンを上下に通す。












a0161826_6204068.jpg端はこんなかんじにする。
以前と同様の仕組みだが、編み紐の代わりにリボンを使っているというだけである。

このリボンはつるつるした表面なので、すべる。
ベルトの結び目としてはあまり適さない。
ベルトには編み紐の方が良い。
編み紐を使う場合は、最初の作り目の段階で、さらに50目鎖目を続けて編み、そこからベルトの端となる立ち上がりの鎖目三目をする目まで引き抜き編みで引き返す。
さらに、最後の段が終ったら、続けて鎖編みを50目して、引き抜き編みで引き返す。


さて、ベルトには適さないのであるが、あえてこのリボンを今回は使った。
なぜなら。。。
編んでいるうちに、これはベルトとして使うより、スカーフにしたら素敵なのではないかと思いついたのである。
スカーフのように巻いて、端をリボンで結ぶと、あら素敵、ラリエットのようになった。
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