<   2010年 10月 ( 24 )   > この月の画像一覧

出張で訪問しているのは、カタールという国。
石油でお金持ちのペルシャ湾岸諸国の一つであるが、カタールは石油ではなくて、天然ガスが豊富。日本も最大輸出先である。
カタールでは、電気が無料。
冷房、がんがんである。暑い砂漠の国かと思っていたら、ものすごく寒い。フリースのジャケットが手放せない。

a0161826_5104199.jpg非常に興味深い国である。ものすごくお金持ちで、最新のデザインの高層ビルが、砂漠の中に突然並んでいる。まるで、SFの映画に出てくる、他の惑星の都市のようである。
そこに、超高級ブランドの店が並ぶショッピングモールが数知れずある。








a0161826_50337.jpgそのような超未来的な都市風景の中を、カタールの人は、こういうファッションで歩いている。
男性は白いドレスを着ていて、頭に白い布をかぶっている。布は、黒い輪で頭のてっぺんでとめて、その黒い輪からは、黒いタッセルが下がっている。
女性は真っ黒のドレスを着ている。頭から真っ黒の布をかぶり、それで顔を隠している人も多い。目の部分が開いている人もいるが、完全に顔を布でカヴァーしている人もいる。













この黒いドレスは、皆同じように見えるのだが、実はそれぞれデザインが凝っている。
特に、袖の部分と、ヴェールのエジングは、それぞれ凝ったデザインで、自分でデザインして仕立ててもらうことも普通らしい。

例えばこういう袖。

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こういうモチーフのスカーフ。
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男性は、頭の白い布の下に、布に隠れていて見えないが、こういうかぎ針編みの白い格子模様のキャップをかぶっている。
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今日のパリは土曜日であるが、天気が悪い。
雨と風。
家にこもる。

師匠o*hanaさんから「変わりボーダー」編みを教えて頂いたので、どんなものかトライしてみる。

やってみると、概念的には、穴のある模様の編み地に、上から別の編み目をかぶせている、ということを理解する。
そうすると、かぶせた編み目が浮いて、立体的になる訳です。

ほう、そうか、上からかぶせる、という立体化の手があるのか、と開眼する。

ということは、平らな編地を普通に編んで、上から別に編み目をつければ立体的な効果を出せる、ということである。

いつも色々と勉強になるo*hanaさんブログはここです。 
 ♪-*-* 花 花 花 *-*-♪《編み物ブログ絵日記》

そこで、格子模様のスカーフでやってみることにする。

a0161826_143712.jpg単なる長編みの格子模様を編む。
使用したのは、以前ハイデルブルグのWolle Rödel で購入したSiena シリーズのこげ茶色。
メリノウール100%。

3ミリのかぎ針で編む。

鎖目の作り目を18目。
立ち上がりの鎖目3目、鎖目、長編み、鎖目、長編み、鎖目、長編み、長編み、長編み、鎖目、長編み、鎖目、長編み、鎖目、長編み、長編み、長編み、鎖目、長編み、で一段終わり。

その上から、別の糸(相変わらずローワンのLima。。。)で、格子の間の目をすくいながら、鎖編み(鎖目6目づつ)をつけてみた。

非常に簡単な話なのであるが、鎖編みが立体的に浮いて、飾りボーダー模様になる。

これをスカーフの表裏両面ぐるりとする。
先日の失敗作品をほどいた糸に残っているビーズがまだあるので、鎖編みにはそれを使ってビーズを編みこんだ。


a0161826_15214.jpgスカーフ本体は、途中ボタン穴を開け、短く編む。

最後に適当なところに花のモチーフをボタン代わりにつける。










a0161826_152220.jpg花のアップはこんなかんじ。
ボーダーの鎖編みに合わせて、鎖編み三目の縁をつけてある。

ここにもビーズを使っている。
中心には木のビーズを入れた。










ボーダーも花も糸が浮き上がって、立体的で動きのある感じに仕上がり、とても良い。
満足のでき。

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ところで、不器用者は明日から一週間出張で、修行はお休み。。。
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ストが続いているフランスである。
問題の年金改正法案は今夜議会で可決したらしい。

通る方向に行くかな、という感じは若干していた。
昼休みに行っている市民プールは、小さいストでもいつも「連帯」して閉まるのであるが、おとといも昨日も今日も通常通りに開いていた。反対派に対する支持が弱まっているのかなあ、と勘ぐった訳である。

とは言え、反対派の方々は今晩もスト決行。
フランス国鉄は、スペイン方面とドイツ方面は今夜は完全に止まっているらしい。
今週末ハイデルブルグに行く予定にしなくて、よかったあ。。。

さて、まだビーズの入った糸が残っているので、らせんネックレスをまた編む。
かぎ針編みなので、ずっと楽。。。

a0161826_5102297.jpg前回、ビーズに引っ掛けて後ろを止めるという手法があまり機能的でないことが発覚したので、今回は、ボタン無しで、紐を「ボタンかけ」にただ通すことにする。











a0161826_5105496.jpg今回は、少し発展させて、異素材を重ねる。
異素材の紐を三つ編みにした紐をはじめてつくってみた。これを螺旋紐にからめる。












a0161826_5112087.jpg紐は、先週末、ハイデルブルグのDeine Idee で購入。
マイクロファイバーのスエード調の茶色い紐と、緑色のコットンの紐。












異素材三つ編み紐が有ると無いとでは、一見あまり変わりがないようであるが、これがあると、本格的な「ネックレス」になる。アート性が高まるというか、手がかかっているかんじ。

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Creative Commons License
Spiral necklace/ らせんネックレス by Amies Bijoux is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-ShareAlike 3.0 Unported License.
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残り物には福がある。

昨夜は大苦労の末全く気に入らないものができたが、ビーズを沢山入れた悔しさから、糸をほどいで、ビーズを入れたままの糸を再利用する。

棒編みのねじり紐を以来追求していなかったので、これを追及してみることにする。
棒編みが苦手なのに、懲りないアホです。。。

a0161826_4593694.jpg失敗作品から学んだ「軽い作り目」で、ビーズを入れながら30目する。
一段目表目。
二段目裏目。
三段目、一目に表目二目入れる。(こちら側の糸に表目一目、向こう側の糸に表目一目。今度写真で説明する予定。) この時、適当にビーズを入れる。
四段目、裏目。
五段目、一目に表目二目。適当にビーズを入れる。
六段目、裏目。
七段目、表目の伏せ目。この時に適当にビーズを入れる。

ねじり紐ができる。
これを首回りにかけてみると、現代アートのオブジェみたいで、なかなか良いではないか!
そのまま首回りにつけるには短いし、首回り紐ではなくて、そのままオブジェとして扱うことにする。


a0161826_501222.jpgかぎ針で鎖編みの紐をつけ、長さを調節できるようにする。
このからし色の大きいビーズは陶製のもので、ハイデルブルグのWolle Rödel で買ったもの。
穴が大きいので並太の鎖編みの糸が二本入る。









表には、かぎ針編みで、三重の花モチーフをつける。

これは久しぶりの大成功。
苦労して修行した甲斐があったよお。
うれしい。。。!
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Creative Commons License
Artsy curly necklace/ カールねじり紐ネックレス by Amies Bijoux is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-ShareAlike 3.0 Unported License.
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失敗を重ねた末、三日目にして、スカーフ・ラリエットを目的としたフリル編みの物ができあがる。

前回の失敗の後、やたら長くできていることが判明したので、今回は軽い作り目を120目する。
それでもできあがりは長い。どうあがいても、マフラーである。作り目60目でよかったですね。

ではマフラーとしてはどうか。

前回の失敗の際、ビーズが埋もれてしまうことにも気付いたので、作り目から伏せ目までビーズを220粒入れる。
しかし、そのせいで、仕上がりが重くなってしまった。

さらに、メリヤス編みなので、丸くなり、単なる裏編みの筒紐になってしまう。
また、太い糸で編んだせいか、目指したゆるいフリルにはならない。

首回り紐としても、マフラーとしても、使えない。
これは、却下。

修行の身、大苦労して、結局却下ということもあるものである。
この経験から学んだことは多いので(具体的には、軽い作り目と、フリルの編み方)、まあ、いいのであるが、悔しいのは、220粒も入れたビーズ。
これは、糸をほどいて、ビーズを入れたまま、また別のものを作ろう、と思う。

さて、ローワンデザイン賞のネックレスに刺激を受け、首回りの紐の実験を続けて来た訳であるが、その知見は以下の3点。

1. 棒編みはネックレス作りには適さない。ギャザー紐は何かの折に使えるが、そう素晴らしいものではないし。。。
2. あえて筒状の紐を使いたいという場合以外には、メリヤス編みは首回りのもの(ネックレスであろうとスカーフであろうと)には適さない。
3. かぎ針編みのらせん紐は素晴らしい。

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フリルの実験は失敗の連続。

まず、輪針で平編みに編むところを、ボッとしていたら、いつのまにか輪になっていた。。。
いかにも初心者の失敗。
戻そうとしたが、これも途中で訳が分からなくなり、失敗。
全部ほどいて、はじめからやり直す。

二度目は、はじめからやり直すということで、ビーズを編み込むことにする。
80粒も糸に通し、一段目と二段目に入れる。
ところが、ビーズが糸に埋まってしまい、殆ど分からない。

まあいいや、と編み続ける。
300目編むというのは、楽ではない。
さらに一目おきに増し目をしていくので、3段目でまず450目になり、7段目は675目になってしまう。
気が遠くなる数である。苦行である。

ところが、苦労して7段目まで編んで気が付いたのは、ところどころ穴ができているということ。
編みながら変だなあと思いながら無視していたのだが、3段目の一目おきの増し目にところどころ失敗をしていたのが、穴となってはっきりと出てきてしまったのである。

うーん。これはほどいてまたやり直しだあ。。。
もうやだあ。
ほどかないで、寝ることにする。
棒編みは大変だあああ。
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首回りの実験に戻る。

a0161826_7314940.jpgローワンのサイトをじろじろと見ていた時に、こういう教則本をみつけ、フランスアマゾンを通して古本屋から注文してみた。
本体11.70ユーロ、送料2.99ユーロ。

ローワンのKidsilk という糸を使った棒編みのおしゃれ小物が20点掲載されている。

特にこれが作りたい!という思いにかられる作品はなく、さらにKidsilk を買え!というプレッシャーと戦うのが大変なのだが、いろいろと勉強になる。
フリル使用が多く、各種フリルを眺めているうちに、ゆるいフリルの小さいスカーフをつくってみよう、と思いつく。o*hana さん風スカーフ・ラリエットのように、ラリエットとしても使えるスカーフができるかもしれない。

ゆるく編み上げることを考え、7ミリの針を使う。
さらに、フリルは横に編むので、mak6imさんのお教えを思い起こし、平編みでも横に長いものを編む時に便利だという輪針を使用することにする。

ここで、新しい作り目の仕方を学ぶ。
本の114ページに編み方の絵が出ている。
「lace cast-on method」 (レース作り目の手法)というタイトルがついている。
しっかりとできる普通の作り目と違って、「レースっぽい」 開いたかんじの縁(open edge)が編み上がるという説明がある。
ふむふむ、へりが軽い感じになるということだろうか。
ゆるい感じのものをつくりたいと思っているので、これは良いかもしれない、とトライしてみる。

これが。。。
やってみると、「一般的な作り目」よりずううううっと面倒。
さらに、一体これは、日本で言うところの「一般的な作り目」と違いがあるのであろうか、という懐疑の念にかられる。
欧米で使われるEnglish knitting の手法のように、わざわざ一手間かけて面倒なことをしているが、実は日本ではもっと簡単にやっている、というような類のものではないのか、と思い始める。

a0161826_7332382.jpgそこで、「一般的な作り目」をやって比べてみることにする。
そうすると、なるほど、少し違うのである。
上が軽い作り目。
下が「一般的な作り目」。

「一般的な作り目」は底の部分がV字が連なったものになるが、軽い作り目は一本の線である。
線が一本少ないので、軽く、しっかりしない仕上がりになるのであろう、と推測する。




さて、この軽い作り目の作り方は説明するのが非常に難しい。
動画が適しているのであろうが、三脚を持っていないので、写真だけで説明してみることにする。

a0161826_7335064.jpg軽い作り目は、棒針二本で編んで作る。
最初の目は、「一般的な作り目」と全く同様に輪をつくって、そこに針を一本入れる。
「一般的な作り目」の場合、編む長さの三倍の糸をとってから輪を作るが、その必要は無し。
糸端すぐに輪をつくって、針を一本入れる。







a0161826_7341216.jpg次に、もう一本の針を、表目を編むときのように輪の中に入れる。













a0161826_7343035.jpg表目を編むように、糸をひっかけて、輪の中に引き入れる。













a0161826_7345982.jpgひっかけて輪に引き入れた糸が輪になるが、それを左手の針(最初の輪がついている針)にひっかける。













a0161826_735189.jpg上記を繰り返す。
左の輪に右の針を表目を編むように入れる。













a0161826_7362740.jpg表目を編むように、右の針で糸を輪に引き入れる。













a0161826_73727100.jpg引き入れた輪を左の針にひっかける。















a0161826_7375016.jpgこれを繰り返し、300目くらいする。
実際に何目したのかはよく分からない。数えると毎回違うので。。。












a0161826_7382189.jpgこれは、一段目表編み、二段目裏編みをしたあと。
下のへりがゆるくできるかんじ。
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ハイデルブルグでは穴の大きいビーズを手に入れる。
フランスのビーズは綺麗だが、いかんせん、穴が小さく、毛糸や編んだ糸が通らない。
フランスと違って、編み物が普遍的なドイツでは、ビーズが毛糸編み用に大きくつくってある。

アート材料品店Deine Idee (Märzgasse 12
69117 Heidelberg)
で買ったのは、それぞれ一ケース1.95ユーロのビーズ。全てRayher というメーカーのもの。

a0161826_4182151.jpgこれは透明のプラスチックの中に金箔が入っている。
papillon という印がついていて、フランス語であるが、「蝶」の意味。
丸いビーズが二つくっついたような形をしている。










a0161826_41935.jpgブルーとピンクの普通の小さい筒型のもの。
これもプラスチック。
小さいけれど、穴は大きい。











a0161826_419239.jpg少し変わったところで、マットなmauve 色。
これも穴が大きい。












a0161826_4194617.jpgすぐ側の、商店街表通りの毛糸店Wolle Rödel(Hauptstraße 99, Heidelberg)では、これまたケース入りの安価ビーズを手に入れる。一ケースたった1.29ユーロ。
Rico Design というメーカーのもの。
透明なJade 色というか、青緑のプラスチックのものと、マットなメタル風な金色のもの。
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by iknit | 2010-10-18 04:21 | お店
甥に会いに、ハイデルブルグに来る。
パリからハイデルブルグの列車の中では、予定通り、帽子に耳あてをつける。
ついでに、表目裏目三目づつの格子模様も実験する。
三目づつでも、模様が出ます。
耳あて本体はブルーの糸で編み、周りに赤い糸で縁をつける。

しかし、なんと、カメラを持って来るのを忘れてしまった。。。
大衝撃である。
編んだ作品の写真を撮る以上に、甥の動画を撮って編集するのが、大の趣味なのに。。。

最近は忙しいのがいけない。
生来不器用なだけでなく、ボッとしている。
幼少期は靴下をはくのに一時間かかり、幼稚園にも小学校にも遅刻。
大人になっても、ちょっと忙しいと、何か物忘れをする。

今日はパリ東駅へ猛ダッシュ。
パリ発フランクフルト行きの最終列車は夕方7時5分なのだが、これは就業後行くにはぎりぎりである。
間に合うか、間に合わないか、というところである。

それでも、発車20分前には着いた。就業時間より若干前に出させて下さった会社の配慮のお陰である。
金曜日夕方とあって、自動発券機の前には列ができていた(インターネットで予約して、駅の自動発券機で切符を手に入れる仕組みになっている)。
発車7分前に切符をどうにか手にする。
しかし。。。走っていつもの三番プラットフォームに行ってみると、そこにある列車の中は空。プラットフォームには駅員の影一つない。
変だなあ、と思って、発車情報のスクリーンに戻る。

すると、なんと、発車は27番プラットフォームと出ているではないか。

27番? 随分と高い数字である。それは現在位置3番プラットフォームからだとどのあたりにあるのか、見当もつかない。
ものすごく焦る。
この時点では発車5分前。
以前の経験より、発車3分前に乗車が締め切られることが分かっている。(2分前で乗せてもらえなかったことがあるのです。。。)

真っ白な頭で、やみくもに前に走り、運良く、駅の反対側に27番プラットフォームを発見する。
ところが、そこにある列車は、また真っ暗で空。

そこで立ち話をしている駅員三人に、「これ、フランクフルト行きじゃないんですか?」と叫ぶ。
向こうは、のんびりと、「ずうううっと向こう」と一言返してくる。

ずうううっと向こう???
どいうこと? 全然分からない。

扉が閉まっている暗い列車を左に見ながら、兎に角走り続ける。
「どこ? どこなんですか?」と今度は後ろ向かって叫ぶ。
遥か後方になったのんびり駅員は、「もっともっともっと向こう」と叫び返す。
なんだあ???

この時点では、もう発車一分前を切っている。
絶望的になる。
もう駄目だと思う。足並みも遅くなる。

突然、背の低いころころとした男性の駅員さんが走り寄って来るのが目に入る。
「早く、早く、おいで!」と叫んでいる。
視界の遠くに、列車から身を乗り出して大きく手を振っている人が見える。
なんと、空の列車の後ろに、もう一つ別の列車がある。
それがフランクフルト行きなのであろうか。

私は右手に小さいラゲッジ、左手に大きなLe Bon Marche の紙に包まれた箱を下げていたのだが(甥に買ったおもちゃのピアノの箱。。。Le Bon Marche は、手芸用品だけでなく、おもちゃ売り場も充実しているのです)、ころころした駅員さんは走り寄って来て、その大きな箱をつかみ、「ほら、行くんだよ!」。

オレンジ色のLe Bon Marche の箱を抱えた駅員さんと、私は走りましたよ。

ところが、身を乗り出して手を振っていた人のいる車両は、目の前で扉が閉まる。
身を乗り出していた人は、もう駄目だという合図をする。
ころころの駅員さんは、「え?もう駄目なの?」と叫びながら、その次の車両に向かって走り続ける。
私も一緒に、ただ走る。

ころころの駅員さんが、「あそこだ!」と叫ぶ。彼の指し示す方向には、開いている扉がある。
二人でそこに向かって突進。
私がそこに走りこむと同時に、ころころの駅員さんはオレンジ色の箱を私にパスする。
キャッチ!
扉が閉まる。

本当に、息もたえだえ。普段水泳をしているが、それでもぜえぜえ、しばらく身を縮めている。
今日は寒いのに、汗が流れ落ちて止まらない。

横で女性の乗務員が、無言でしかし面白そうな顔をして見下ろしている。
「27番が見つけられなかったんです。いつもは3番線じゃないですか。」とぜいぜいしながら話しかける。
彼女は無言で、しかもそのまま全く表情を変えず、「面白しろおおい」という顔で私のことをみつめている。

フランス語を話さないのだろう、と解釈することにする。この列車はドイツ国鉄が運営する列車なので、乗務員は英語は上手だが、フランス語はあまり話さないのです。でも、そんなの全然OK。そんなに面白いなら、見たいだけ見てくれ、という感じ。こちらは、ぜいぜいしながら汗を流すのに忙しいしんだ。

巨大なオレンジの箱を抱えて一緒に走って下さった東駅27番プラットフォームのころころ駅員さん、大感謝です。
それも皆が無関心な中。。。
あなたがいなければ、私はとうに諦めていました。
ありがとうございます。
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未だに甥の帽子の続き。
二度目にして、なんとかトップをしぼることに成功。

a0161826_5482265.jpg本体の赤い部分は、表目と裏目を二目づつ交互にして、格子模様にしようかと思ったのだが、格子模様がはっきり出なかった。
三目づつだとどうなるかは、やったことがないので分からないが、五目づつは、はじめてのマフラーで、四目づつは先日花三連ネックレス冬版のギャザー紐でやってみたので、四目以上で交互にすれば、確実にはっきりした格子になる、と推測する。

ところで、赤は小さい男の子にはとてもかわいいんですよ。


これに、ポンポンをつける。
ポンポンは、簡単そうなのだが、実は不器用者には大変難しい。
最後にはさみで「丸く整える」とどこにでも書いてあるが、単にはさみで切るだけで丸くするなどというのは、不器用者には不可能に近い技。
床屋さんの訓練を受ければ、上手にできるようになるのであろうか。。。
という訳で、いつもぼこぼこのポンポンをつけることになる。

ドイツの冬は寒いので、これに耳あてをつけないといけない。
しかし、今週は毎日仕事が忙しかったし、昨夜はトップのしぼりに失敗して苦労したので、とても疲れた気分。
今日はこれでおしまい。
耳あては、明日の夜、列車の中ですることにする。

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