早速、来週一歳になる甥用に、マフラーをつくる。
買ったばかりの抹茶色と茶色のLinie 144 GALA の並太毛糸で、4ミリのかぎ針を使って、またまた長編み で編む。
長編みはどんどん進むというところが不器用な私にとっては最大の魅力だが、すっと糸を長く引くときの感じが非常に気に入っている、ということもある。
長編みをしながら、小学生の時に母に長編みを教わったときにも、この感じが好きだったという記憶が蘇ってきた。三つ子の魂百まで、ということですね。

縦に二色にするというもくろみで、今回はマフラーの丈の方をベースにして編むことにする。
つくり目は多分、60目くらいしたかな。

サイドの色が濃い方がしまったデザインになるだろうというこどで、茶色ではじめる。今回は前回よりも細い糸なので、一段目は目をひろうのがなかなか難しく、時々目を落としてしまい、三度ほどほどいてやりなおすハメになる。それでも一段目が終ったあとで見たら、はじめの方で一目抜かしていた。全部ほどいてやり直すのはさすがに面倒なので、これは無視。

二段目からは簡単。色を変えて、どんどん進める。三段目はまた茶色。もう一段あった方が太さとしてはよいかな、とも思ったが、サイドを濃い色にするという当初の予定に忠実にして、三段目で終えた。

上下の端がしまりが無い感じがするので、茶色の糸で縁編みというのをして、かがる。ごつごつとして、第一目と二目との間の隙間も大きくなってしまったが、色的にはしまった。

弟たちが小さい時に、マフラーがぶらぶらしていると子供には危ないということで、母が短いマフラーをつくってボタンでとめていたのを思い出し、同じようにしようと、ボタンもつくってみる。茶色の毛糸で、輪の作り目からはじめ、丸いかんじにつくって、くず糸をぎゅうぎゅうとつめ、口を縫い合わせた。縁編みで大きくなってしまった隙間も、ボタン穴に丁度いい。

こんなかんじ。小さな大作だと、一人で大喜び。


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以前にも書いたように、Le Bon Marche の毛糸はとても高い。
ネット販売はどうだろうと、仏アマゾン等のネット販売サイトをいくつか見たが、アクリル混ばかり。
一体パリには安い毛糸屋さんはないのだろうか、とググってみたところ、毛糸屋さん自体が2店しか出てこなかった。ひとつはFil & Laine というリヨン駅の近くにあるお店、もうひとつは2区にあるCat'Laineというお店。後者はいくつかのブログによれば必見の安売り店だということで、それでは、と行ってみる。

ブログ情報によれば、夕方は6時に閉まってしまうとのこと。日中は勤労者の身、6時前に到着するのは到底無理。昼休みに行くしかない。いそいそと12時半に職場を出る。

お店は職場からは対岸の右岸にあり、寒波とあってはVelibで行く勇気もなく、鬱屈した雰囲気が大嫌いな地下鉄に乗ることになる。8番線のRichelieu-Drouot駅で降りて、rue de Richelieu を南に少し下り、 rue St Marc で左に曲がって少し行くと右側にあるピンクの店がそれ。住所は19 rue St Marc. 写真は曲がってしまいましたが、店構えはこんなかんじ。パリは今週セールがはじまったので、ここでも「Soldes」のマークがウィンドウに出ている。

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入ると、狭い空間に先客が既に5人もいた。お店は雑然としていて、床にも壁にもただただ毛糸が並ぶのみ。毛糸以外は何も売っていない。針もボタンも何もない。ほとんどが合成繊維か混合のものだが、入って右手の壁半分はウール100%の玉が様々な色で並んでいた。種類、ブランドの多様性としてはボンマルシェには全く劣るが、値段は、セール品ではないとは言え、ボンマルシェよりも3割ほど安い。

Fonty Numero 5 というフランス製のウール100%の極太をボルドーとブルーグレーの2色、そしてLinie 144 GALA というイタリア製のウール100%を抹茶色と茶色の2色買う。前者は一玉4ユーロ10セント(535円)、後者は一玉3ユーロ90セント(508円)。質的には、日本で楽天等から同等のものを買ったら、200円ほどで手に入るものでしょう。。。 

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パリで編み物をするのは経済的につらい修行だが、日本のものとはまた違った、微妙な色合いがいい、と思うことにする。これで今度は、来週一歳になるドイツの甥にボーダーの入ったマフラーと帽子をつくろう、などと夢も広がる。

店の主は柔らかな雰囲気で微笑みの絶えない、全くパリ人とは思えない女性。私が買おうとした毛糸をとりかえようとするので、何か問題があるのですか、と聞いたところ、色合いが違う玉があるから、という返答が来た。パリでこんな誠実なお店があるのか、と驚愕。

夜、自宅に帰って、ネットでFonty Numero 5 を調べる。すると、なんともはや、このサイトでは3ユーロ70セント、さらに別のサイトでも3ユーロ50セントで売っているではないか!
ひいいい。こういうサイトは今までどうして出てこなかったのだろう。
修行の身は日々学ぶことが多い。。。
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# by iknit | 2010-01-16 03:22 | お店
昨夜は意気消沈したが、修行中の身であるということで、気を取り直して、再びPlassardの太い糸で、長編みの帽子に取り組む。

今回は昨日の失敗から学んで、早めに増し目を終わらせることで、深くつくろうとする。3段目の増し目は2目に一つ、4段目は3目に一つの頻度にし、そのあとは、そのまま増し目無しで4段編む。シャワーキャップのようにならないように、最後も減らし目無しで、細編みを3段編む。
深くはなったが、それでもぶかぶか、だぼっとしてしまい、鏡を見ながら、また駄目だとがっかり。
そうこうしながら、なんとなく後ろのだぼっと余ってっているところを触っているうちに、そこがくるっと折曲がった。その瞬間、アブラカタブラ開けゴマ、突然オリジナルな素敵なスタイルになったのです!
いやあ、びっくりしたあ。
最後に二目ほど残したところで糸が終ってしまったので、そこで止めたが、それもデザインということで。。。

こんなかんじ。友人の英国人陶芸家エイモンの作品の水差しにのせてみました。

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昨日の失敗作は、糸をほどいて、ポシェットをつくるつもり。
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# by iknit | 2010-01-15 07:43 | 帽子
Plassardの太い糸のマフラーは簡単に終って、次は同じ糸で帽子にトライ。
長編みだとさっさと進むので、また長編みで怠けようと画策。
「はじめてさんの手編みレッスン」15ページの写真をしげしげと眺めて、「わの作り目」というものをしてみる。本では細編みに続けることになっているが、長編みで編み始める。しかし、一段目のあとに糸をひきしめるのがうまくいかなくて、5度やりなおす。
そのあとは適当に目を増やし、適当な大きさになったら、適当に細編みにして目を減らして、終わりにしたところ、なんだかベレー帽のようになった。
とはいっても、ベレー帽を予定してつくったわけではないので、かぶってみると、ふくらみが足りなくて、シャワーキャップのように見えなくもない。
次は棒編みでまっすぐ編む帽子にしようと心に決めた。

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# by iknit | 2010-01-14 09:37 | 帽子
生来超不器用であるにもかかわらず、ひょんなことから編み物をはじめることになった。
正月に実家にいた際、編み物の天才である母と調布パルコの毛糸屋に行く。

British Eroica という名前のオレンジ色のウール100パーセントの毛糸を買う。

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手編みはマフラーと帽子をペアでつくらないと意味がないという母の主張により、マフラーと帽子をつくるべく、一玉50gを7玉買う。毛糸のラベルの見方から編み棒を選ぶことも教わって、10号の編み棒も一組買う。店を出る際に、編み物教則本が並んでいるのに気づき、「はじめての棒編み:マフラーと帽子」(主婦の友生活社、680円)という薄い冊子も買う。
本の最初に出ている「ガーター編みのマフラー」をいざつくろうと、写真をじろじろと眺めて、どうにか作り目を15目し、ガーター編みをはじめる。




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10段編んだところで母が、表編み裏編みを5目づつ交互にすると気が変わっておもしろいと言うので、やってみる。そうすると、なるほど立体的な格子の模様になった。ボッとしている私はしばしば同じ編み方を続けてしまい、何度もやり直すハメになったが、不揃いさが素敵にも見える(としておこう)仕上がりとなった。







パリの自宅に戻り、さて帽子にとりかかるか、しかしそれには輪針が必要、しかしパリでは毛糸屋というものを見たことがなく、どうしたものかと思案していたところ、すぐ近所のデパートのLe Bon Marche (24, rue de Sevres 75007 Paris)3階にある手芸用品売り場があったことを思い出し、いそいそと訪れる。行ってみると、そこにはなんと、驚く無かれ、クロバーの針のコーナーがあるではないか。クロバーはフランスでも有名なのかあ。
しかし喜びはつかの間、なんと、サイズの表示がミリで書いてある。日本で言うところの10号が何ミリなのか分からず、どれを買っていいのか見当がつかない。 いそいそと家に戻り、ネットで調べる。
ローワンのサイトに編み棒の国際サイズ変換表というものがありました!
http://www.rowan-jaeger.com/conts/reading/howto/hw9.html 

10号は5ミリ、とつぶやきながら、デパートに戻り、5ミリの輪針を手にとる。ふと周囲の色とりどりの毛糸を眺めると、値段が高いことにびっくり。安いものでも5ユーロ(650円)代。とは言え、Plassardというメーカーのもので、太くてきれいで手頃な値段の糸をみつけ、太い糸(編み棒8ミリ)は楽にできるだろうと期待して、買ってしまった。一玉5ユーロ30セントで、また7玉買う。

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これはかぎ針でやってみようと、かぎ編みに挑戦。まずYoutubeのこのサイト
を見て、作り目の鎖編みにトライ。fabulouscrochet さん、分かり易いヴィデオありがとう。

次に 「はじめてさんの手編みレッスン:マフラーと帽子&こもの」(日本ヴォーグ社、1000円、正月に新宿南口の紀伊国屋で買った)の8-9ページと、さらにYoutube のこのAtricot さんのヴィデオを見ながら、長編みを学ぶ。Atricotさん、ありがとう。
長々編みをまずしてみたが、糸が太くて一目が長くなりすぎるので、長編みに徹することにする。
できあがりはこんなかんじ。

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