人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ゴム編みのスカーフ、花のボタンつき

二月も今週で終わり。
今夜は暖かい春の雨がしとしと降っている。

今回は今季最後の冬物アイテム。ゴム編みで編んだ西アフリカ風の帽子に合わせて、同じ毛糸でゴム編みのスカーフをつくる。

もうゴム編みをひたすら編むのは散々、という気分なので、小さく小さくつくる。マフラーとは呼べないサイズなので、スカーフ。

まずパピーシルクブレンドのこげ茶の毛糸で作り目を10センチする。26目した。
それからまた、表、表、裏、表、表、裏...ひっくり返して、表、裏、裏、とひたすら編んでいく。

たった10センチの幅なのに、二晩目にはもうお手上げ。以前甥につくった鹿の子編みのマフラーのように、短い丈にしてコサージュのボタンをつける、という手段に出ることにする。

コサージュのボタンをつけるには、ボタン穴が必要。
55センチ編んだところで、ボタン穴つくりの段階に移行する。
すなわち、

ゴム編みのスカーフ、花のボタンつき_a0161826_9265241.jpg段の途中で左の針を休める。
別の針をとって、ボタン穴の高さまで右側だけ編んでいく。
コサージュをボタンとして通すので、大きくつくる。
5センチ、11段した。











ゴム編みのスカーフ、花のボタンつき_a0161826_9273538.jpg今度は右側の針を休める
別の糸をとって、左側の休めていた針の方を10段編む。














ゴム編みのスカーフ、花のボタンつき_a0161826_9281157.jpg右側で休めていた針と糸をとって、左側の11段目を右側の糸から続ける。















そのあとはまた、いつもの通り表、表、裏...と段を編んでいく。
ボタン穴のあと、さらに10センチ編んだら終わり。
伏せ止めをする。
65センチくらいの長さになる。

次はかぎ針をとって、十八番の縁編み。
西アフリカ風の帽子の縁に使ったのと同じCedifra Romance の紺色の糸を二本取りで使う。
10センチの両サイドの縁を二段引き抜き編み



ゴム編みのスカーフ、花のボタンつき_a0161826_9294371.jpgこんなかんじになる。
















ゴム編みのスカーフ、花のボタンつき_a0161826_9311220.jpg次はボタンに使うコサージュ。
今回は花を大小二つつくる。

大きい方は、以前二目長編みの黒のマフラーにつけたコサージュをつくった時の、大の花。
「わ」の作り目から、一段目は長編み14本。二段目は、長編み+鎖編み二目を二つ、三つと交代に前段に入れていく。
三段目は糸を変えて、Cedifra Romance の紺色の糸を一本どりで鎖編み三目づつをする。






小さい方の花は、二目長編みのマフラーにつけたコサージュをつくったときの、小の花。
「わ」の作り目から鎖編みを6目して、「わ」に入れて引き抜く。これで花びら一枚。
花びらを6枚つくる。

大小の花を重ねて、スカーフの適当な位置につける。

できた。
ゴム編みのスカーフ、花のボタンつき_a0161826_120587.jpg