イギリスとアメリカの編み物本を手に入れる
日本にアマゾンがあるように、フランスにもアマゾンがある。
日本のアマゾンに「洋書」という分類があるように、フランスのアマゾンには「livres en anglais (英語の本)」という分類がある。
もともと米国育ちでフランス語が苦手な私には大変有難いものである。
加えて、フランスよりも英国や米国の方が編み物が盛んなので、編み物の本は英語のものが良いだろう、とアマゾンを通して古本屋から編み物の教則本を注文してみた。
注文した3冊のうち、2冊はアメリカのもの、一冊はイギリスのもの。
3冊ではデータに限界があるが、この三冊を見たうちでは、アメリカのものはあまり感心しないです。
以下、お薦め順に。
イギリスからは100 Flowers to Knit and Crochet、「棒針編みとかぎ針編みの花100種」。
Lesley Stanfield というイギリスの女性が書いたもの。
これはお薦め。タイトルどおり、飾りにする花や葉が盛りだくさんに掲載されている。
かぎ針編みのものは編み図もついている。
この本が手元にあったら何かと便利である。
フランス語訳も100 fleurs au tricot et au crochet というタイトルで出版されている。
紫色の花。
オレンジ色の花。
果物と野菜。
他の二冊は米国出身の方々が書いたものであるが、何と言うか、色のデザインが感心しない。
テクニックに収拾してしまう傾向があるのかな。
Super Stitches Crochet:Essential Techniques Plus a Dictionary of More than 180 Stitch Patterns、「スーパーかぎ針編み:基本のテクニックと180種の編み方辞典」。
これは全部にそれぞれ編み図がついている。
変わった編み方がついているのがまあ、いいかな。
モチーフが沢山出ている。
エジングもいくつか出ている。
Beyond the Square:Crochet Motifs, 144 circles, hexagons, triangles, square, and other unexpected shapes、「四角を超えて:かぎ針編みのモチーフ、丸、六角形、三角形、四角形、その他変わった形のもの144種」。幾何学模様を目指して、変わった形のものがあるかと思って、注文してみた。
それぞれに編み図がついているところはよい。
三角とか楕円形とかあって、まあ、いいけど、色とデザインがいまひとつ冴えないというか、素敵とは言いにくいというか。。。
上記Super Stitches Crochetにも三角形や八角形は出ている。