編みマカロンネックレスを開発する
今回は長いネックレス。
編み玉ビーズに続いて、今回も編みビーズを使う。
編みビーズがマカロンみたいなので、名づけて「編みマカロンネックレス」。
こんなかんじ。
もともとはマカロンを編もうと思ったのではない。
プールの近くで通り過ぎた家具屋さんの入り口に、このようなものの、しかし巨大なものを見る。円盤が三つ縦に連なり、そこからタッセルが下がっている。超大きく、天井から床まで下がっていた。
それを見て、似たようなものでネックレスをつくろうと思う。
円盤のようなものをつくろうと思ったら、マカロンにできあがった。
おいしそうだし、この前ロンドンで編んだマフィンを見たこともあったので、マカロンのまま使うことにした、というのが顛末。
このマカロン(になってしまった)ものは、次のようにつくる。
下に紹介する例は大きいマカロン。
まずこのような円盤を二枚編む。
これは円盤の編み図。
中サイズの場合、「わ」の作り目から、1段目の細編みを6目か7目し(大サイズの大きさとの加減で調節して下さい)、2段目を中長編みにする。3段目は大サイズと同様中長編み。
小サイズは、「わ」の作り目から、一段目長編み13目か14目して(これも中サイズの大きさとの加減で調節して下さい)、「わ」をひきしめ、おわり。
二枚の円盤をはぐ。
上下に円盤を重ね、鎖の内側の目(上の円盤の鎖の下の目と、下の円盤の鎖の上の目)を拾っていく。
完全に閉じる前に、開いている口の部分からクズ糸を詰める。
パンパンに詰めないで、ゆるく詰める。
最後まではいで口を閉じ、マカロンのできあがり。
残りの糸はマカロンの内部に押し込む。
今回のネックレスのポイントは、編み玉ビーズのネックレスと同様に、多様な素材を使っていること。
特に、紐の部分にご注目を。
スエードのような紐や、細い固い紐と、鎖編みの編み紐を合わせて使っている。
異なる素材のものをからめることで、動きと立体感のある紐ができあがる。
また、マカロン三連の上下に、ビーズを入れる。
こうすると、編んだマカロン、ビーズ、タッセルの糸、という三種類の異なる質感が、仕上がりをリズムのある活発なものにする。
このヴァージョンでは、細い固い紐を同系色の濃淡で二色使用。
後ろは、紐を全部穴の大きいビーズに通してある。
こうすると、ネックレスを着ける際に、紐の長さを調節できる。
タッセルのつくり方は、また次の機会に紹介する予定。
Crocheted macarron necklace/ 編みマカロンネックレス by Amies Bijoux is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-ShareAlike 3.0 Unported License.