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編みマカロンネックレスを開発する

新しいネックレスのデザインを開発。
今回は長いネックレス。
編み玉ビーズに続いて、今回も編みビーズを使う。
編みビーズがマカロンみたいなので、名づけて「編みマカロンネックレス」。

編みマカロンネックレスを開発する_a0161826_18444462.jpgこんなかんじ。

もともとはマカロンを編もうと思ったのではない。
プールの近くで通り過ぎた家具屋さんの入り口に、このようなものの、しかし巨大なものを見る。円盤が三つ縦に連なり、そこからタッセルが下がっている。超大きく、天井から床まで下がっていた。

それを見て、似たようなものでネックレスをつくろうと思う。



円盤のようなものをつくろうと思ったら、マカロンにできあがった。
おいしそうだし、この前ロンドンで編んだマフィンを見たこともあったので、マカロンのまま使うことにした、というのが顛末。

このマカロン(になってしまった)ものは、次のようにつくる。
下に紹介する例は大きいマカロン。

編みマカロンネックレスを開発する_a0161826_184646.jpgまずこのような円盤を二枚編む。















編みマカロンネックレスを開発する_a0161826_512543.jpgこれは円盤の編み図。

中サイズの場合、「わ」の作り目から、1段目の細編みを6目か7目し(大サイズの大きさとの加減で調節して下さい)、2段目を中長編みにする。3段目は大サイズと同様中長編み。
小サイズは、「わ」の作り目から、一段目長編み13目か14目して(これも中サイズの大きさとの加減で調節して下さい)、「わ」をひきしめ、おわり。





編みマカロンネックレスを開発する_a0161826_18474027.jpg二枚の円盤をはぐ。
上下に円盤を重ね、鎖の内側の目(上の円盤の鎖の下の目と、下の円盤の鎖の上の目)を拾っていく。












編みマカロンネックレスを開発する_a0161826_1848114.jpg完全に閉じる前に、開いている口の部分からクズ糸を詰める。
パンパンに詰めないで、ゆるく詰める。













編みマカロンネックレスを開発する_a0161826_18482235.jpg最後まではいで口を閉じ、マカロンのできあがり。
残りの糸はマカロンの内部に押し込む。













編みマカロンネックレスを開発する_a0161826_18491328.jpg今回のネックレスのポイントは、編み玉ビーズのネックレスと同様に、多様な素材を使っていること。
特に、紐の部分にご注目を。
スエードのような紐や、細い固い紐と、鎖編みの編み紐を合わせて使っている。
異なる素材のものをからめることで、動きと立体感のある紐ができあがる。

また、マカロン三連の上下に、ビーズを入れる。
こうすると、編んだマカロン、ビーズ、タッセルの糸、という三種類の異なる質感が、仕上がりをリズムのある活発なものにする。


編みマカロンネックレスを開発する_a0161826_18501024.jpgこのヴァージョンでは、細い固い紐を同系色の濃淡で二色使用。













編みマカロンネックレスを開発する_a0161826_18502611.jpg後ろは、紐を全部穴の大きいビーズに通してある。
こうすると、ネックレスを着ける際に、紐の長さを調節できる。











タッセルのつくり方は、また次の機会に紹介する予定。
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Crocheted macarron necklace/ 編みマカロンネックレス by Amies Bijoux is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-ShareAlike 3.0 Unported License.