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骨董くるみボタンにラミー糸を通す

前回のパリ編み編み会以来暖めてきた構想に着手する。

前回編み編み会の際、会のサイトにたどり着くべくロダン美術館の庭を歩いていたところ、カフェテラスに素敵な黒い帽子をかぶっている女性を発見。
全部黒なのであるが、なんだか多彩な黒の素材を使っていて、主なところでは、本体の上にレースがかかっている。
編み編み会出席が遅れていたので足早に通り過ぎてしまい、そのあとふくさんと一緒に観察に戻ったのだが、既に女性は去ったあと。

とは言え、これで同色異素材を再認識。
同色異素材は昨年カタールで学んだデザインの手法で、特に黒で際立つかんじだが、帽子にはまだ応用していない。
帽子こそ、同色異素材が面白いかも。

その流れで、先の日曜日、place Maubert であった蚤の市で手に入れた黒の絹っぽいくるみボタンを見ているうちに、手持ちの黒の麦藁帽子に編み飾りをつけようと思い立つ。
以前、夏のある日差しの強い日に遠出をする際に、帽子を忘れたことに気づき、駅にあった店で買ったつばがとても広い帽子。
クローゼットの棚奥につっこんであったので、折り目がついている。。。
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このどうでもいいリボンをとりはずす。
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とりはずしたリボンの代わりに、黒い編み飾りをつけよう、というもくろみ。
使うのは、手持ちの糸で、ピエロのラミー100、黒。
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これに、この日曜日にみつけた絹っぽい黒のくるみボタンを編みいれよう、と考える。
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「同色異素材」の際には、どういう訳か少なくとも3種類の素材を使わないといけない、という強迫観念のようなものがある。
1、2、沢山、という人類古代からの概念のせいかな。
で、麦藁帽子、ラミー糸、くるみボタンの三種。

さて、この日曜日に手に入れた黒の骨董くるみボタンは、一見ビーズのようにも見えるのだが、ビーズと違って、糸を通す穴がない。さらに、糸を通す金具も何もついていない。
ただの丸ボール。
で、くるんでいる糸が集まっている部分に、ラミー糸を通すことにする。
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このくるみボタンを六つ通した図。
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さて、これがどうなるのだろう。

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by iknit | 2011-06-29 05:42 | 帽子